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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ウィキッド
日時:2007年6月24日13:05-16:05(途中休憩あり
劇場:四季劇場海
料金:S席11500円
座席:1階17列18番
出演:
  グリンダ 沼尾みゆき
  エルファバ 濱田めぐみ
  ネッサローズ 小粥真由美
  マダム・モリブル 森 以鶴美
  フィエロ 李 涛
  ボック 金田暢彦
  ディラモンド教授 武見龍磨
  オズの魔法使い 松下武史



ブロードウェイと比べてスケールが小さくなっていますが、四季と
してはなかなかよくまとまっています。これは人に勧めてもよいかも。
主役も悪くないし、せりふも聞き取りやすい。 大道具はミニマムだけ
れどそろっている。 キャストの気合が伝わってくる出来です。
しかし、ちょっと地味ですね。ブロードウェイではガーシュイン劇場
というでかい劇場で やっていたのです、それをこじんまりとした海劇場
に もってきたために、セットは小さい、キャストは少ない、 全般的に
コンパクトなものになってしまっています。
観客の拍手はすごかったのです。
しかし、私の席からなんと舞台上のドラゴンが見えません。しくしく。

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題名:Pirate Queen
日時:2007年6月10日15:00-(途中休憩あり)
劇場:Hilton Theatre
料金:TKTS 半額+ TKTS 手数料
座席:ORCH X 列左方(客席最後方近く左より)
出演:
Grace(Grania)O'Malley: Stephanie J. Block
Tiernan: Hadley Fraser
Dubhdara: Jeff McCarthy
Evleen: Aine Ui Cheallaigh
Queen Elizabeth I:Linda Balgord
Sir Richard Bingham: William Youmans
Donal O'Flaherty: Marcus Chait
Chieftain O'Flaherty:Joseph Mahowald
Majella:Brooke Ellliott

評判はとても悪い。TONY賞にひとつもノミネートされていません。
でも危惧したほど悪くなかった。
なだらかな傾斜の劇場で前の人の頭も苦にならなかったし。
アイルランドが英国に攻め滅ぼされる?はなしで、
アイリッシュダンスが随所に盛り込まれてます。
ヒロインはアイルランド王の娘で、政略結婚で他の
アイルランド王の息子と結婚します。もちろん彼氏が
いるので悲恋。王は死の間際に王位を義理の息子ではなく
実の娘に譲っちゃいます。それですねた息子が後で
他の国とつるんで娘を陥れるのでした。
レミゼを作ったクリエイターたちが作ったといううたい文句
とおり?全編歌いっぱなし、しかも朗々と詠唱するのです。
帆船の上でロープを伝って降りてくるなどの多少の芸は
ありますが、基本的に大人数で歌いまくって途中でダンスが
はいるという形態。英国女王はこれまた威厳あり。

6月17日はこんな記事が。。
Alain Boublil and Claude-Michel Schönberg's new musical,
The Pirate Queen — a large-cast period adventure about
a not widely known woman from Irish history — ends its
Broadway run June 17.
The windswept romantic epic at the Hilton Theatre was d
irected by Tony winner Frank Galati (The Grapes of Wrath)
and opened on Broadway April 5 following a Chicago tryout
and New York previews from March 6. Upon closing, it will
have played 85 performances and 32 previews, at a loss of
most of its reported $16 million investment.

すごい損失を出して打ち切りになってしまうんですね。
でもこれを日本で上演するという噂が。。。



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題名:Grey Garden
日時:2007年6月9日20:15-22:45(途中休憩あり)
劇場:Walter Kerr Theatre
料金:111USD?
座席:Mezz A-110
衣装:William Ivey Long(TONY賞衣装賞受賞)
出演:
"Little" Edie Beale:Christine Ebersole(TONY賞主演女優賞受賞)
  Edith Bouvier Beale:Mary Louise Wilson(TONY賞助演女優賞受賞)
Young "Little" Edie Beale:Erin Davie
George Gould Strong:Bob Stillman
Brooks, Sr/Brooks, Jr: Michael Potts
Jacqueline "Jackie" Bouvier/Jerry: Sarah Hyland
Lee Bouvier: Kelsey Fowler
Joseph Patrick Kennedy, Jr.: Matt Cavenaugh
J.V. "Major" Bouvier/Norman Vincent Peale: John McMartin


実話を元に上流階級の派手な生活と奈落に転落した後の生活を
1-2幕で描いたもの。 1幕と2幕でメインキャストがいれか
わっちゃうので戸惑った のは内緒。ちゃんと英語が聞き取れ
れば問題ないはずなん ですけどね。
この2階は段差が非常に大きくて、急な傾斜になっていました。
2階席最前列は舞台のすぐ前といった雰囲気。
また上に3階席(バルコニー)もありましたが、あそこからは
どれくらい見えるのでしょうか?でも安いです。
緑色のレンガ、そこに新聞記事の投射、没落した変人たちがすむ
屋敷の物語、、ということでつかみはオッケー。
舞台はうってかわって過去へ。そこには歌がいっぱいの明るい
家庭。娘には婚約者がいて幸せいっぱい。ヒロインはすばらしい
アリアを歌いあげます。従兄弟のジャクリーン(後のケネディ夫人)
も登場、子供たちががめちゃくちゃかわいいの。でもその家の
財産はすべて離婚した夫のもの、送金が止められて一家は奈落の
底へ。娘はドレスで夜逃げ、、しようとしてできなかったのですが。
2幕目は3人(+かつての亡霊)しかでてきません。
ごみ屋敷となってとてもまずしい生活を母娘で過ごしています。
楽曲、歌唱力ともに力強い舞台なのだけど、だめな人間を
見るのは痛すぎる。ブロードウェイでは夢だけみていたい。
ヒロインがとても広い声域、助演のおばあちゃんがとても
いい味を出しています。1幕では明るい中に崩壊の危機が
忍び寄り、2幕では徹底してどんより、時々亡霊がうろついて
ます。皆すごくよく歌えている上に対比がきれいに出ている。
そうはいうものの、どんよりした話はなー。
どんよりなんて現実だけで十分ですよ。



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題名:A Chorus Line
日時:2007年6月8日20:00-22:00
劇場:Gerald Schoenfeld Theatre
料金:BroadwayBox 割引$78.75
座席:Left Mezzanine Row A, Seat 1
出演:
Bobby:Ken Alan
Don:Brad Anderson
  Zach:Michael Berresse
Diana:Natalie
Cassie:Charlotte d'Amboise
Maggie:Mara Davi
Val:Jessica Lee Goldyn
Sheila:Deidre Goodwin
Larry:Tyler Hanes
Richie:James T. Lane
Mark:Paul McGill
Judy Turner:Heather Parcells
Greg:Michael Paternostro
Bebe:Alisan Porter
Mike:Jeffrey Schecter
Connie:Yuka Takara
Paul:Jason Tam
Kristine:Chryssie Whitehead
Al:Tony Yazbeck
MICHAEL BENNETT (Conception, Original Director/Choreographer)
BOB AVIAN (Director and Original Co-Choreographer)
JAMES KIRKWOOD (Book)
NICHOLAS DANTE (Book)
MARVIN HAMLISCH (Music)
EDWARD KLEBAN (Lyrics)
BAAYORK LEE (Choreography Re-Staging)
ROBIN WAGNER (Scenic Design)
THEONI V. ALDREDGE (Costume Design)
THARON MUSSER (Original Lighting Designer)
NATASHA KATZ (Lighting Design Adapter)
ACME SOUND PARTNERS (Sound Design)
PATRICK VACCARIELLO (Music Direction & Supervision)
JOHN BREGLIO (Producer)

この舞台もラッシュチケットがあるのですね。私の前に並んだ
二人がORCH AA列でRUSH とかかれた20USD台のチケットを持っていました。
この劇場も比較的2階席と舞台が近くて見易い感じです。
舞台の床の真ん中には白い線、これがChorus Line なわけですな。
舞台の最前方には真ん中が0で左右に1~8の数字が書かれていました。
客席の2階席サイド後方は空いています。
このプロダクションのトライアウトのプレビュー公演をサンフランシスコ
で見ているので、どういうふうに変わったのか楽しみでした。
一番の違いを感じたのは実は「観客」でした。これは当然ながらNY
ご当地ミュージカルなのですよね。ブロンクス出身とかいうと一部から
わーと歓声が上がる、笑いが起きる、拍手に抑揚がつく、
サンフランシスコとは大違いです。この観客の反応のために、演技の間が
非常に良くなっているように思えました。
30年以上前のものをそのままの演出で演じるのはどういうものかと思った
けれど意外といけるものですねえ。
ゲイのカミングアウト、お父さんのtake care of my son で泣けました。
Tit & Ass はいまいちだったのはトライアウトと同じ。
この作品はNY以外で見てはいけないのではないかとも思いましたよ。

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題名:Pirates of Pensance
日時:2007年6月7日14:10-16:10(途中休憩あり)
劇場:Paper Mill Playhouse
料金:57USD+Papermill Web手数料 4.25USD
座席:ORCH M13
出演:
Pirates King: Andrew Varela
Major-General Stanley: Ed Dixon
Mabel: Farah Alvin
Ruth: Liz McCartney
Frederic: Barrett Foa
Samuel: John O'Creagh
Sergeant: Gerry McIntyre
Edith: Julia Osborne

この劇場はつい最近経営危機に陥っていました。
開演に先立って、支配人らしき人が、寄付をありがとう、
舞台を開くことができた、次のシーズンも見にきてね、subscribe を
是非よろしくというスピーチをして拍手をもらっていました。

この劇場の木曜マチネは年配の方が多いのが特徴で、
私はいつもなら劇場内で下から10番以内の年齢なのですが、
今回に限っては違いました。小学生らしき団体
鑑賞がはいっていたのです。
携帯使うな、幕が上がったら立ち上がるな、先生たちは
繰り返し叫んでおりました。 私の席は老人たちと小学生たち
のちょうど接点にありました(^^;)
オーケストラが舞台の真ん中に陣取ってしまい、その前と後ろと、
前後を結ぶ中央通路 で演技をするという構成でした。
物語は、呪いにより海賊を行っている連中がのろいを解く
ために、処女の花嫁を得ようとし、 将軍の娘たちと結ばれて
めでたしめでたし。。
20回目の誕生日に海賊奉公の年季が明ける主人公が、20歳の
誕生日で奉公明けかと思いきや、2月29日生まれなのでまだまだ
だとか、清らかな処女を妻にすれば海賊から抜けられるということ
で清らかだと思われた乳母に求婚して海賊に笑われるとか
べたな笑いも随所にはいってます。役所を風刺するネタもあって、
政府は物事を解決しない、解決するように見せかけねばならない、
などと大人たちから笑いが沸くシーンも。
ほぼ歌いっぱなしだし、一応剣戟もあるし、短いし、 子供たちに
見せるのにも良いでしょう。 お気楽に見れる一品といった感じです。
どっかのアトラクションでやっていてもおかしくないかな。

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