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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Legally Blonde
日時:2007年6月2日14:00-(途中休憩あり)
劇場:Gerald Schoenfeld Theatre
料金:手数料込み124.10
座席:section MEZZ, row AA, seat 113(2階席最前列センターブロック)
演出・振付:Jerry Mitchell
脚本:Heather Hach
作詞作曲:Laurence O'Keefe、Nell Benjamin
装置:David Rockwell
衣装:Gregg Barnes
照明:Kenneth Posner
出演:
Elle Woods :Laura Bell Bundy
Emmett:Christian Borle
Paulette:Orfeh
Warner Huntington III:Richard H. Blake
Vivienne:Kate Shindle
Brooke Wyndam:Nikki Snelson
Callahan:Michael Rupert
Margot:Annaleigh Ashford

ブロンドでピンクのヒロインは確かに可愛いし、歌もダンスも良い。
その上犬が可愛い。 ビデオレターの売り込みとか、ワークアウトとか、
ボキューんとかはじける楽しさのシーンも満載。
うーん、でもやはり映画を駆け足でなぞる感じになっちゃうなあ。
しかもゲイだと見破るところとかが変えられているし。
最後の再現シーンは不要だったのでは。
私は白人の顔識別能力が低いので、何だか映画とそっくりな
人ばかり出演してたような。。
弁護士が歌うのにも違和感あったりして(^^;)
差別に対して戦って勝ち抜くってところがすっぽり抜け
落ちているように思えるのも微妙に感じる一因かなあと。
明るいのと暗いので対比してるのに、暗い方がのーてんきに
歌っちゃうとなんだかねえとも。。
でも明るくて楽しいミュージカルなのです。

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題名:Mary Poppins
日時:2007年6月1日20:00-22:40(途中休憩あり)
劇場:New Amsterdam Theatre
料金:Mezz 120USD+Ticketmaster 手数料
座席:Mezz A-17(2階最前列だいぶ左)
演出:Richard Eyre
振付:Matthew Bourne
セット・衣装:Bob Crowley
振付助手:Stephen Mear
照明:Howard Harrison
音響:Andrew Bruce
オーケストレーション:William David Brohn
Musical Supervision:David Caddick
出演:
   Mary Poppins: Ashley Brown
Bart: Gavin Lee
George Banks: Daniel Jenkins
Winifred Banks: Rebecca Luker
Bird Woman: Cass Morgan
Robertson Ay: Mark Price
Queen Victoria, Miss Andrew: Ruth Gottschall

ねたばれあり。これから見る人は読まないほうがいいかも。
まーあらすじは映画と同じなんですけどね。

場内は見えてるところは満員。バルコニーはちょっとわかりません。
子供はたくさんいます。この作品はもちろん映画のメリーポピンズを
元ネタにしていますが、ミュージカルとするために当然ながら新しい
曲がいくつか挿入されています。オープニングはチムチムチェリー。
もうこれを聞くだけでここまで来てよかったーと思いましたよ。
バンクス家は屋根裏までの三階建てで、三階が上下し、そして屋根が
はずれます。メリーポピンズが持ってきたかばんの中からは、ちゃんと
コートスタンドや鉢植えが出てきます。見事なマジック(^^)/ 映画で
見るとどうということはないですが、生の舞台で見ると印象深いですね。
Supercalifragilisticexpialidocious では体でアルファベットを表す
人文字ダンス?この群舞がやはりけっこう楽しい。振付がマシューボーン
であるとはあとで気がつきました。Step in Time では吊りを活用
して、Bert が舞台の側面のを歩き昇って天井でひっくり返った形で
タップ!劇場の上と下でダンスというわけです。
メリーポピンズに思い入れが強いので、A Spoonful of Sugar
とかFeed the Birds、Supercalifragilisticexpialidocious
を聞いているだけで泣けてきましたよ。
Bert はいい男で体が動いてなかなかいい感じ、でも2幕で声がかすれて
いたのが残念。Merry Poppins はとてもよく声が出ているのです
が、いかんせんジュリーアンドリュースと比べてしまうので、、、
ああ若き日のジュリーアンドリュースで見たかったなあ。
惜しむらくは全体に物理的な照明が暗い、なんだかどよっとした
雰囲気が漂っていて、オープニングはエリザベートのゾンビ
のシーンかと思いましたよ(^^;) たいていのところがピンスポ
で処理されています。そのうえなんだか雰囲気も暗い。
Step in Time も最初はスローテンポでどうにも暗い。
まあイギリス発だからこんなものだろうという気もしますが、もっと
明るく作ればもっとおもしろいのに。
追加曲のTemper Tmper なんてもろ悪夢の再現ですし。
追加の曲を入れて時間を短くするためか、筋書きが少々変わって
います。子供から始まる取り付け騒ぎがありません。2ペンスも
お父さんがSuper.. と啖呵を切るシーンも生きてきません。お父さん
が改心するのは何故か説明もないのです。お父さん啖呵シーンは
一応あるんですが、もう大団円になっている状況なのでいまひとつ迫力が
ありません。子供からはじまる取付騒ぎのシーンもないのです。
カーテンコールは客席総立ちでしたが、なんだか良い評判
があまり聞こえてこなかったわけがわかったような気がしました。
でも、見て本当によかった。メリーポピンズファンなら見るべし!

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題名:XANADU
日時:2007年5月31日20:00-21:35
劇場:Helen Hayes Theatre
料金:49USD(ORCH theatermania 割引)
座席:1階D-10(6列目右端、右側見切れ ;_;)
出演:
Clio/Kira: Kerry Butler
Sonny: James Carpinello
Danny Maguire, Zeus: Tony Roberts
Callope, Aphrodite: Jackie Hoffman
Melpomene, Medusa: Mary Testa
Thalia, Siren, Young Danny, '80s Singer, Cyclops: Curtis Holbrook
Euterpe, Siren, '40s Singer, Thetis: Anika Larsen
Erato, Siren, '40s Singer, Eros, Hera: Kenita R. Miller
Terpsicore, Siren, '80s Singer, Hermes, Centaur: Andrew Ward
Featured Skater: Marty Thomas
演出:Christopher Ashley
振付:Dan Knechtges
装置:David Gallo
衣装:David Zinn
照明:Howell Binkley
音楽演出:Eric Stern
作詞・作曲: John Farrar and Jeff Lynne
脚本: Douglas Carter Beane

プレビュー公演です。
初日の公演にもギリギリ間に合って、XANADUを楽しんできました。
飛行機が着地したのが開演1時間50分前、ゲートについたのが
1時間半前、 タクシーに乗ったのが開演1時間15分前、
チケット買えたのが開演15分前です。

神殿の遺跡のような背景、大きな円形の鏡が客席に向かって斜めに
配置されています遺跡の後ろにはバックバンドが見えてます。
そして遺跡中にはなんと客席、鏡の中には女神らしきものが移っています。
女神の像が床に投射されており、それが見えているのでした。
この席ははしっこで鏡が半分しか見えません(涙)
オープニングは、ギリシャ神話のパロディのようなシーンです。
むくつけき女神たち?ゲイですか?
ヒロインはローラースケートで出てきます。
ローラースケートはいたままタップを踊るなんてシーンもあり。
全般的にのーてんきで楽しいミュージカルです。
女神かわいいし、ダンスも楽しい。
女神が人間の男に恋をするというまあ言ってしまえばたわいもない
話なのですが、どうやらセリフにギャグ満載のようで喋るたびに
どっかんどっかん客席が沸いていました。
全然聞き取れない自分が悲しい。。。
女神の中でおばさんふたりがコンビで出てきてよくギャグをかまして
いました。客席大うけ、のりとしては漫才そのものなのですが、いかん
せん聞き取れないOrz 声も良いし、押し出しも良いのです。
エンディングはメデューサ、サイクロプス、ケンタウルス、被り物の世界
へ突入、お約束でメディーサの方向は見ていません。
オフでやるのがふさわしい作品のような気がしました。まあこの劇場も
さほど大きくないのですが。
いったい何があれほど客席に受けているのか知りたいものです。

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戎ビル
極楽商店街入り口
題名:あゝ極楽子守唄
日時:2007年4月22日13:00-13:22
劇場:道頓堀極楽商店街七福町極楽神社前(サミー戎プラザ7階)
料金:無料(道頓堀極楽商店街入場料315円は別途必要)
座席:極楽神社正面たこ焼屋椅子
劇団:極楽歌劇団
粗筋:(Webサイトより)
道頓堀極樂商店街のお騒がせ夫婦、蝶子と吉治郎。
夫婦の家にはいつも理由ありの人が訪れてくる。
今日も今日とて、人生に疲れた女、対人恐怖症のやくざ、一度も犯人を検挙した
ことのない巡査、捨てられて人間不信に陥った野良犬・・・。
そこへ空から男の赤ちゃんが降ってきて、太郎と名づけ育てる決意をする。
とんでもないスピードで成長した太郎は、ある日、ガラクタ屋敷に住む鬼婆に会
いに行くと言う。鬼婆が集めたガラクタは周囲の環境を破壊すると、住人に忌み
嫌われていた。なぜ太郎は鬼婆を訪ねなければならないのか。太郎を心配し、蝶
子、吉冶郎、やくざ、巡査、人生に疲れた女、野良犬もついていく。そして舞台
は鬼婆屋敷へ。
正体不明、神出鬼没の老婆に、吉治郎らは大苦戦。と、いつのまにか太郎と鬼婆
の姿が・・・。太郎の身に何が!?鬼婆の目的は!?鬼婆の正体は!

この極楽商店街、大正・昭和時代の横丁を模したもので、食い物屋と駄菓子屋、
占い、遊技場などでできています。5階の入り口で料金精算用のカードを貰って
商店街へ突撃。7階は広場の回りに商店街と神社がありました。神社の前の
たこ焼屋でたこ焼を食いながら上演開始を待ちました。広場の真中にはお立ち台
らしきものがおいてあり、キャストが通るための通路を確保するためにフェンス
も出ていました。観客は基本的にフェンスの後ろで立ち見です。私が座ったたこ
焼やは神社の真正面で何もさえぎるものがありません。良い場所をとったなーと
そのときは思いましたよ。開演数分前にスタッフがきて、「目の前を俳優が走り
ます。その電柱にも昇りますので、手足を出さないように。」電柱を昇る?確か
に店の端に電柱が立ってます。なんとなーく嫌な予感。電柱は他にも何箇所か
立っていました。
極楽子守唄
上演前にお立ち台で前説、クライマックスでは観客を含めて合唱するということ
で予行演習もあり。さてオープニング!広場に駆け込んでくるキャスト、広場の
真中と神社の2階で唄って踊ります。曲は既存のもので替え歌(オリジナルがあっ
たかどうかは失念)です。2階の脇には桟が電柱まで出ており、命綱をつけてそ
の上を歩きます。電柱同士はロープで結び付けられていて高いほうから低い方へ
ロープをひっかけて空中を移動!そしてキャストが私の前をだだだと走ると電柱
を昇ります。なんとたこ焼やの頭上にも舞台があったのでした。私の座った所か
らはまったく見えません(涙)。ぐぐぐ、皆立っている理由があったのね。構成
はいかにも小劇場ミュージカル、それでいて道具はきっちりといった感じで悪く
ない。
太郎が出てきたのは神社の2階、大きくなった太郎はなんと吊りで2階から広場
へ飛び降ります。2点で吊っているので回転も自由自在です。
ガラクタ屋敷はたこ焼やの上、太郎が攻め入って鬼婆と対決しているのは音でだ
け聴いていました。当然ながら太郎の身に何が起きたか、鬼婆の正体は何か?が
わかりません。実際に頭上で演じられていた時間は2-3割だと思うのですけど、
7割程度見ていなかった気分(号泣)それにしてもロープや吊りによる空中移動
は派手です。もうちょいキャストを増やして長い物語を作れば良いのに。なんか
あっという間に終わってもったいない。もっとも長くやると商店街の売上に響く
んだろうなあ。
終演後、キャストの方々と一緒に写真を撮ってもらいました。

そういうわけで、この物語の謎を教えてください>立って見たことがあるひと


ああ極楽子守唄
極楽子守唄キャスト

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梅田芸術劇場
題名:エリザベート
日時:2007年4月21日17:00-19:50(途中休憩あり)
劇場:梅田芸術劇場
料金:S席16000円
座席:1階11列21番(左側ブロック8列目)

梅田芸術劇場にはじめてはいりました。梅田駅からちょっと歩きます。
三階まであるのね。相当広い劇場です。客席のほとんどが女性、普通
のミュージカルより観客年齢が高そうなのはチケット価格が通常の
ミュージカルより高いせいでしょうか。ドイツ語ミュージカルなので
舞台の左右に字幕有り。劇中で翻訳を読んでいるとあらたな発見あり
ましたよ。この翻訳を信用するならば、日本語版とはだいぶニュアン
スが違いますね。黒い前幕にはエリザベート横顔の切り抜き、
そこからキャストが出入りすることがあるのでした。
客席の前方はオーケストラピットになっており、11列は実質8列目。
もちろん生オーケストラでした。オープニングは廃墟の写真に遺跡?
の小道具。ばばばぶーん、と舞台がはじまると思わず顔がにんまり、
芝居が始まったとたんにうれしくなるのって何年ぶりでしょうか。

エリザベートは期待通り貫禄たっぷり。ルキーニは思いのほかあっさり。
トートはPA事故かと思うくらいに当初は声が聞こえない。後になって
まあそこそこ聞こえるようになりました。一見無駄な身軽さを見せる
トートはやんちゃ坊主の感じです。ゾフィーの悪役ぶりは爽快感があり
ました。ルドルフかっこいい、青二才がぴったりで、声もよく出ていま
した。ちびルドもまずまず。

右手からのクレーン(階段?)が大物として鎮座していましたが、その
他の舞台装置は比較的シンプル。背景のスクリーンへ写真の投影をするか、
ピンスポを用いて他を暗くして、必要最小限の大道具でこなしていたよう
です。舞台の上では、小さい回り舞台ふたつが舞台の上をすべって動いて
いました。その回り舞台の床が斜めになるのです。お見合いに向かうのは
メリーゴーランドの馬車。エリザベートが落下して最初にトートと遭遇す
るシーンでは、満艦飾の塔から人形ががつんと落ちてきました。Milk! で
は牛の下半身多数登場、そしてミルク絞り。ウィーンのカフェでトド等の
電気自動車でぐるぐる回るのは、ウィーンと同じ演出だったと思います。
キッチュだよねえ。1幕のクライマックスには鏡がたくさん出て、最後に
ぐるりと鏡がまわってエリザベートの額縁ショー。娼館では巨大キャッ
シャーも登場、娼婦ボクサーなんて前からいましたっけ?娼婦の館に行く
歌をドイツ語で歌った後に日本語で歌うというサービスあり。日本語が
出てきたのはこのシーンだけでした。闇が広がるは大迫力!
三つ巴の鍵十時もどきと、鼻から上のマスクで変装はかつてはなかった
ものですよね。夜のボートはやはり泣けます。私の隣に座ったお客さんも
泣いてました。

以前見たウィーン版ではゾンビが人間の再現劇をしているというイメージ
で、スポットライトがあたっていないところは皆ゾンビに見えたのですが、
今回はどこでも人間。だいぶ宝塚の演出に近づいているように思われます。
狂言回しであったトートの役割が大きくなって、相対的にエリザベート
が小さくなっている感じ。1幕最後のエリザベート額縁ショーにトートが
出てくるのもちょっとね。出演者総数は31人、もうちょい欲しいと思って
しまうのは、宝塚の群集シーンに毒されてしまっているのかもしれません(^^;)
それにしてもミニマルな方向に演出が変わっている雰囲気です。ブランコ
もないし、床がばたばたしないとウィーン版として認めーんと言いたい気
分。太平洋序曲WE版を見た気分といえば見た人にはわかってもらえる?
エリザベート


エリザベートキャスト表

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