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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Kiss Me Kate
日時:2004年11月27日14:30-17:00(途中休憩あり)
劇場:HONG KONG CITY HALL THEATRE(HKG)
料金:210HKD
座席:B-7
出演:
Fred Graham/Petruchio: Olivier De Molina
Lilli Vanessi/Kate Minola: Jo-anne Trevenna
Lois Lane/Bianca Minola: Kath Ryan
Bill Calhoun/Lucentio:Marc Cuthbert
Gangster: Alex Derbie, Tom Watson

この劇団はアマチュアでメインキャスト数人だけがプロのようです。
英語によるミュージカルを上演してもう長い年月が経っているのだとか。
いままでよく出会わなかったものです。簡単なプログラムがついてました。
開演5分前に開場でした。もうちょい早くいれてくれてもいいのにい。
舞台の上ではきゃストがウォーミングアップ中でした。
A列は視線が舞台床よりちょっと上程度。E列かF列がベストかな。
開演予定5分前から客入れしてれば、当然開演予定時間に幕を開けれるはずもなく
多少押してはじまりました。だいたい9割の入りといったところでしょうか。
PAはあまりよくなく、音が割れてました。
Fred Graham役だけやたら光っていました。この人だけならまた見てもいいかも。
ヒロインは可も不可もなしといったところ。悪役もなかなか良い感じでキャラがたって
ましたが、ミスサイゴンにおける筧エンジニアみたいな歌い方でした。でもそれはそれで
味あり。
それにしてもアマチュア劇団の常なのでしょうか?舞台に出てくるキャストが多すぎて
まともに振付されていない、その上音程もそろっていません。
客席の子供たちはむずがる、私の前席は寝てて後席は私の座席を蹴る。。。
まあこの劇団、よっぽど何かないとまた見に行こうとは。。

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題名:歌綴りぶんざ
日時:2004年11月18日18:30-21:30(途中休憩あり)
劇場:紀伊国屋サザンシアター
料金:6000円(招待券でみさせていただきました)
座席:5列19番(右側通路のすぐ右)
出演:
文平・紀伊国屋文左衛門:中西保志(ポップス)
綾乃・几帳太夫:伊東恵理(ミュージカル)
トメ吉・長兵衛:星野勇人(民謡)
松木屋新左衛門:東音野口悦至(長唄)
文六・紀伊国屋六衛門:高橋孝(民謡)
熊野屋の妻お清:澤孝子(浪曲)
船頭角太夫・茶屋の老女:東家浦太郎(浪曲)
藤並河内守:山下晴楓(琵琶歌)
熊野屋権之介:岩崎玄龍(琵琶歌)
奈良屋茂左衛門:大至(甚句)
奈良屋番頭十左:村松直則(民謡)
川村屋瑞賢:園岡新太郎(ミュージカル)
冬木屋五右衛門:宮下弘二(ジャズ)
勘定奉行荻原重秀:玉川福太郎(浪曲)
三浦屋女主人おたか:酒井俊(ヴォーカリスト)

いろいろなジャンルの歌手が集まって和のテイストで行うミュージカルと聞いて
見に行きました。舞台は客席に向かって傾いた板張り、後にバンドが控えます。
障子のような幕で暗転で舞台がかわっていきます。和服コスチュームですが
カツラはありません。客席は6割の入り。普通発売するようなきれいなパンフレット付。
冒頭を聞いてちょっと危惧が。。どうも全般的にメロディに歌詞が載っていません。
歌い方の問題もあるのかもしれませんが、構成上に少々無理があったような気がします。
長唄、民謡の人たちは良い喉を披露してくれるのですが、琵琶、浪曲ははらはら。ポップスも
話す感じで歌うところはつらかったのですが、歌い上げるシーンでは見事でした。
音楽も太鼓は響くが、盛り上げるところでちょっと足りないものでした。
正直、最初は途中でかえろうかとおもったのですが(^^;)熊野屋とバトルして
飛び出すあたりからよくなりました。全般的に若手が良くて年寄りがもうちょいという感じ。
琵琶は弾いている時はめちゃかっこいい。
後半は安心して聞けました。悪者3人の談合がおもしろい。川村屋はいかにも響く声。
奈良屋がいちばん良い、登場しただけで笑いがもれる体型でキャラもいかにも悪者それも
ちょっと抜けてる系。奈良屋の番頭も動きがひょうきん、歌が軽妙で笑わせます。
この奈良屋と番頭のかけあいはおもしろい。なかなか笑えました。
トメ吉文六のコンビの歌もなかなか聞かせてくれました。
しかし全体を通して金を払って見たいかといわれると微妙。興行的にはどうだったのでしょうか?



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題名:オペラ座の怪人ケン・ヒル版
日時:2004年11月14日13:00-15:30(途中休憩あり)
劇場:東京厚生年金会館
料金:S席10000円
座席:2階11列35番(2階席後方中央)

広い舞台の左右を黒壁でつぶして半分のサイズにしての上演でした。
黒壁の前は桟敷席という見立て。シャンデリアは上方にぶらさがっています。
もうひとまわり小さい劇場でやってほしいものです。
ひとけのない劇場に薔薇の花が投げ込まれるところから物語が始まります。
クリスティーヌとラウルは最初から恋仲でした。
新しいオーナーへの歓迎の歌、なんとなくごちゃごちゃといった感じ、
それでいてキャストは少ないのです。
オペラ座は地下五階、その下に湖あり。怪人は両目が隠れるマスクでした。
怪人は「Ghost」字幕は「幽霊」となっていました。
カルロッタの声がでないので口パクをやるクリスティーヌ、
その時に揺れる天井のシャンデリア、でも落ちてきたのは舞台の上にあった
小さなシャンデリアでした。うーむ、ツアーだからこういう構成なのか?
地下5階にアフリカの森という鉄で出来た拷問部屋があるのです。
実は怪人は手品のエキスパートでしかも王に従って拷問部屋をつくっている
のでした。
死体にあった紙を読もうとして「Silk 100%」服のラベルを読んでしまう、
お茶卦いをすると言っているのにお茶葉まで飲んでしまう、オケ指揮者に
話かける、などという小さなギャグが随所に見られました。
ギャグというかくすぐり多用しているというのがこの演出の特徴でしょう。
悲惨さというより滑稽さが前面にでてきた感じでしょうか。
だから人死に多数あるのになんだかあっけらかんとしてます。
ガスに火をつけて焼死させようと、でも元栓を締めたので大丈夫って、、、
死んだはずの秘書が登場、実はこいつの心臓は右側にあるので生き延びた、、
えーとこれってべたなコメディですか。これは大脱力。

いやー微妙な作品です。ミュージカルファン、とくにオペラ座の怪人を
愛している人なら演出と曲の違いでこれほど違うものだと言うことを観て
もらうために観るのをお勧めします。でもたまにミュージカルを見に行く
という人に行きなさいとは言えないなあ。
たぶんこの演出が原作の雰囲気にもっとも近いでしょう。
おどろおどろしく滑稽で、ストーカーの末路といった雰囲気です。
怪人は徹底的に悪人、ラウルはおばかさん、たくましいのはクリスチーヌだけ。
いたるところに演出としてくすぐりが埋め込まれており、人が死んでも
あっけらかん。クライマックスでも大脱力ネタが、、
私はコピト版の前奏曲を能天気と書きましたが、能天気は
この舞台のためにとっておくべき言葉でした。もうちょい濃くお笑いネタを
突っ込めばもっとおもしろくなってかなあとおもいます。
キャストは皆まともに唄えます。気になったのは怪人くらい、かすれてました。
オペラの楽曲を用いて朗々とコミカルに歌い上げているのでなんだか
フォアビドンブロードウェイを観てる気分にもなりました。荘厳なメロディーに
焼け死んじゃうーとかいう歌詞が唄われているのですね。
ちなみにキャストが総勢13名、本来の舞台が広すぎるので大道具で覆って
半分くらいのスペースにして演じてました。この劇場はこの演出で上演する
にはどう考えても広すぎです。観るからには前方の中央で見ましょうね。

ちなみにALW(BW),コピト(宝塚)、ケンヒル(今回)の私の評価です。

楽曲
ALW>コピト>ケンヒル

物語の整合性
ケンヒル>ALW>コピト

舞台演出の豪華さ
コピト>ALW>ケンヒル

総合
ALW>ケンヒル>コピト

もちろん噺に筋が通っているからといっておもしろいというわけではなく、、、
まあ観てみてください。
ALWは四季版も二度ほどみてるはずなんですが、全然記憶にありません。


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題名:ナイン the musical
日時:2004年11月06日13:00-15:20(途中休憩あり)
劇場:アートスフィア
料金:S席12000円
座席:1階K列24番(客席中央センターブロック右端)
出演:
グイード/福井貴一
リトル・グイード/永嶋柊吾
ルイ-ザ/高橋 桂
カーラ/池田有希子
レナータ/鈴木智香子
ママ/花山佳子
ネクロフォラス/安奈 淳
ダイアナ/岡田 静
オルガ/江川真理子
マリア/麻生かほ里
リナ/高塚いおり
ソフィア/高汐 巴
サラギーナ/田中利花
ジュリエット/山田ぶんぶん
アナべラ/井料瑠美
クラウディア/純名りさ
スパのマドンナ/剱持たまき
リリアン/大浦みずき

ブロードウェイでヒットした公演の日本版。
悪くないんだけれど女性の魅力がブロードウェイに比べてちょっと。。。
これって私が金髪碧眼が好きだってこと?
リリアンはもうちょい年増な方が演じられる方がいいかもしれません。

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題名:Big River
日時:2004年10月25日13:00-15:30(途中休憩あり)
劇場:青山劇場
料金:S席12000円
座席:中段H列23番

劇場チケット窓口に長蛇の列。安売りチケット引き換えなんだろうなあ
7000円でうられてたはず。私は定価で買いました。
目の前にあたまひとつたかいおねえさんがすわった;_;良い席だと思っていたのに(涙)
これはトムソーヤの冒険の後日談である、ハックルベリーの冒険が原作となっています。
基本的にはロードムービー、人死になどの原作のどろどろした部分はカットされています。
この作品の特徴は健常者と聾唖者がキャストとして混在しており、手話による
台詞が必ずはいるということ。非常に珍しい演出です。
手話しながら唄うというのは、キャストの動きを制限するのではないかと思って
いたのですが、歌に付加価値をつける感じに見えるのは不思議。
英語手話といえども観ればなんとなくわかるところがあるせいでしょうか?
二人の手話による合唱も、唄っている最中は手話のみだが表現力が強まるといい
ましょうか、でもやっぱり左右の字幕を見てしまいます。
キャストが手話斉唱を行う間に別キャストが影コーラスとして舞台のどこかで歌うと
いうシーンもあり。黒人キャストの声はすばらしい、マークトウェイン役も活躍。
マークトウェイン役のキャストが初演のハック役だったのね。
2幕オープニングでは間奏曲にあわせて始まりの拍手が手拍子に。
エンディングの合唱、突然無声、しかし手話による発声は続いているのです。
声なき声の合唱というのがこれほどまでにインパクトがあるとは見るまで想像できません
でした。
しかし、筋書きはどうもとってつけたような感あり。とくにトムソーヤのところ。
たくさんある騙し噺をもうちょいいれたほうが物語としてはおもしろくなったでしょうに。
騙し方も、六尺のオオイタチの方がまだましなレベルというのはどうかなあ。






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