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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ブラボーカンパニープロデュース 天晴お気楽事務所 第35回公演「サンダーバードでぶっとばせ!!」
劇場:中野・テアトルBONBON
日時:2014年3月2日14:00-16:10頃(16:45までカーテンコール)
料金:当日4300円
座席:3列目中央
劇団:ブラボーカンパニープロデュース 天晴お気楽事務所
作・演出:福田雄一
出演:野村啓介、山本泰弘、佐藤正和、金子伸哉、鎌倉太郎、太田恭輔、上地春奈
舞台監督:野口研一郎(オフィス ダミアン)
照明:高野由美絵
音響:井川佳代
美術:大島広子
衣装:外山文子
衣装アドバイザー:神波憲人
衣装協力:正田 淳・大東駿介・塚本雅哉・Edge・END・NATAL DESIGN・Haoming・PUNK DRUNKERS・THUNDERBOX・SMITH LAB
舞台進行:保坂 聡
振付:大川惠子
宣伝美術・映像:加藤和博
制作:一瀬江身・高橋ひろみ
協力:(株)ホリプロ・(株)フレグランスプロダクション・
    浅津明子・勝田香子・唐沢由美子・坂田繭子・ 杉山麻衣子・豊川誠子・伊藤新
企画製作:ブラボーカンパニー

<ストーリー>(初演のストーリー公式サイトより、今回はちょっと違いました)
 夜道を走る1台の車。6人の男たちは目的地の銀行にたどりつくと、全員不気味な
マスクをかぶり、一斉に銃を振り上げ、段取り通りにガードマンたちを押さえ込む。
すべてはうまくいくかに思えたが、一発の銃声が・・・
 話は1月前にさかのぼり、銀行からほど近いクレープ屋。
栗栖[クルス]と橋野はここから地下を掘り進めて銀行の金庫室に侵入する計画を立
てる。集められたのは、栗栖の知人で栃木なまりの甲斐、寡黙な野呂、イラン人の
ヤンパ、引きこもりの堀田。
 穴堀り作業は挫折し、栗栖たちは強盗作戦に切り替え予行演習を繰り返す。だが、
遠く離れた場所でふとした事から事件を予知した心理学者の通報で警察が動き出す。
さらに作戦当日は、金にこまった別の3人組とヤクザも現場に登場、混沌とした中、
事件は思わぬ展開に・・・。

<解説>(初演の解説、やはりちょっと違いました)
 メインストーリーはクレープ屋を隠れみのにした6人組だが、作戦当日の1月前
からさかのぼる間にいくつかのサブストーリーが組み込まれている。
 デビルマンやシャアなど人気アニメの悪役キャラたちが勢ぞろい、最も悪い奴
を指摘し合う「徹底討論いい奴か悪い奴か」、おバカなヤクザ3人組がハチャメチ
ャな地上げ戦を展開する「ヤクザの場合」、捜査一課の刑事たちがやたら全員で
こける「新喜劇デカ」の他、予知能力を持つ少年が見るくだらない夢の世界を描
く「超能力少年オサム」など。
 これらのストーリーは全て最後は不思議な糸で操られ、一つの結末に向かう。
 この作品では、オープニングの乱闘シーンなどでブラボー史上初めて5人もの客
演が登場し、かつてない迫力ある殺陣が実現。 とても関係あるとは思えない各シ
ーンの繋がりがエンディングに向けて次第に明らかになる構成とともに、好評を頂
きました。

ーーー

クレープ屋から穴掘って強盗というメインストーリーの間に各種のコント、コント
が伏線になっており、すべての伏線が回収されて大団円になるというとんでもない
枠組みの物語(ほめてます)
個々のコントが面白い上に、それがうまくはまっていくんですから脚本の力はすごい。
突然始まる、徹底討論いい奴か悪いやつか!キャストがボヤッキー
シャア、サザエさん、お蝶夫人、デビルマン、ブラックジャック、妖怪人間ベロ。
脚本家は私と同じ世代ですねw
再演されたらまた見たい!

最後は小道具の譲り手探し!!大きなメキシコ帽ほしかったんだけどなあ、
でもきっともって帰ってももてあますだけだという理性が働いてとるのをやめました。



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題名:もっと泣いてよフラッパー
劇場:Bunkamura シアターコクーン
日時:2014年2月15日18:30-21:50(途中休憩あり)
料金:S席 10500円
座席:1階F8(センターブロック左端)
出演:
松たか子、松尾スズキ、秋山菜津子、りょう、大東駿介、鈴木蘭々、
太田緑ロランス、大森博史、真那胡敬二、小西康久、酒向芳、内田紳一郎、
片岡正二郎、串田和美、片岡亀蔵、石丸幹二
松之木天辺、山岸門人、近藤隼、佐藤卓、内藤栄一、木村智早、丹羽麻由美、
福島彩子、後藤海春、横岡沙季
<Musician>
佐橋佳幸(Gt)、Dr.kyOn(Pf)、黒川修(B)、木村おうじ純士(Drs)、黄啓傑(Tp)、
花島英三郎(Tb)
作・演出・美術:串田和美
作曲:越部信義/八幡 茂/乾 裕樹
音楽監督・編曲:ダージリン(佐橋佳幸/Dr.kyOn)
照明:齋藤茂男、音響:市来邦比古、衣裳デザイン:田中洋介、
フラッパーたちの衣裳:鳥居ユキ
ヘアメイク:佐藤裕子、振付:井手茂太、映像:栗山聡之、
衣裳進行:中野かおる、音楽助手:片岡正二郎、美術助手:大島広子、
振付助手:菅尾なぎさ、演出助手補:神野真理亜、演出助手:寺崎秀臣、
技術監督:櫻綴、舞台監督:二瓶剛雄
宣伝イラストレーション:宇野亜喜良/宣伝美術:おおうちおさむ、
宣伝写真:明緒、宣伝ヘアメイク:佐藤裕子、宣伝スタイリスト:森 保夫


左右に通路とその上にテラス、バンドは舞台後方。キャストも時々楽器を演奏。
シカゴで禁酒法でネズミのホテルで、変な物語を綴り時々突然歌い出す。
ギャングと禁酒法の街。古参のギャング団と新興ギャング団の対立、
新聞記者はギャングたちをすきあらば叩こうと。踊り子になるために田舎からきた
女はネズミたちのホテルでひどい目に、そして八百長ボクサーの道案内でたどり着いた
クラブの踊り子になる。人形に恋した道化、記者の恋人に恋をするギャングのボス。
華やかな表舞台とごみごみとしたバックステージの両方を描いてました。
様々な人間模様を音楽と共に織るという感じでしょうか。
ヒロインの松たか子はおぼこ娘からしたたかな女に成長する感じがいい。
ボスの松尾スズキは中年のせつない恋が良い。
万華鏡と言うかびっくり箱のようなステージ。

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題名:ここはどっちへ?
劇場:中野スタジオあくとれ
日時:2014年2月1日13:30-14:50
料金:前売3000円
座席:最前列
作・演出:西田敬一、京本千恵美
出演:京本千恵美
解説:
人生が旅なのか、旅が人生なのか。ふと、目がさめると、今日から明日の間(ま)に佇む、私がいる。一日が始まり、メモに書いてた今日の用事にとりかかる。外に出れば、今日はどっちへ?“ここはどっちへ?”。旅は、いつの間にか裁ちきられたのだろうか。新しい旅立ちはあるのか。もう終わってしまったのだろうか。始まりはやってくるのだろうか。

パントマイムの独り舞台。80分近い長丁場の物語を体で語っていました。
いやーやられました。
何気ない普通のばあさんの1日を描いていると思いきや、認知症のばあさんの1日だった。
途中まで観客を勘違いさせておいて、、あまりに痛すぎる。。すごい舞台です。
ただ、リアルに認知症に向き合ったことがない人にとっては理解が難しいかもしれない。
私は泣きました。

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題名:ウルトラマリンブルー・クリスマス シリウス・ストーリー
劇場:サンシャイン劇場
日時:2013年12月14日18:00-20:10
料金:7800円
座席:2階1列目左ブロック通路側
劇団:演劇集団キャラメルボックス
脚本・演出:成井豊
出演:阿部丈二 / 西川浩幸 / 坂口理恵 / 前田綾 / 岡内美喜子 /
三浦剛 / 石原善暢 / 実川貴美子 / 左東広之 / 渡邊安理 /
多田直人 / 林貴子 / 原田樹里 / 毛塚陽介 / 木村玲衣


シリウスストーリー。この作品はエンディングが2種類ある
そうです。ひさびさのサンシャイン劇場2階。1列目だと
ちょっと遠いのだけれど
ダメな社長が自爆したうえに、間抜けな国税がスルーして、
それを天使が後押しするという後味が悪いはなし。
舞台は上下二段になっています。上は天国のひとつ前のバ
ス停。自殺してこちらまできた主人公が天使によって地上
に戻されそうになります。しかし主人公はそのまま天国に
行きたがり!
生い立ちを全て語ることで、なぜ天国に行きたいのか天使
に納得させられれば天国に行けることに。そこで物語の始
まり。物語は一階で、主人公が高校生の時に遡って語られ
ます。野球部のエースが肩を壊して、ガガーリンを見て宇
宙科学者を夢見、そのために二浪して東大にはいるのだけ
れど、その時にちょうど父親が死亡。休学して社長業には
いるが、社長業を続けざるを得なくなり結局退学。(休学
は1年しかできないってどこの大学の規則?)
出来る限り良いものを出来る限り安く、をモットーに顧客
に住宅を供給、そのためいつも会社は火の車、倒産の危機
を綱渡りで避け続け。。。
その間に結婚して子供を作り、順風満帆の出来。
ただいつも手形決済がぎりぎりで、友人に売った住宅の頭
金をその日入金しなければ手形が不渡りになり会社は倒産。
友人が腹痛起こしてこなかっただけで会社倒産になる設定
ですか?実は銀行ロビーに置き忘れた現金を不動産会社社
長が持ち去ってしまったための災難、それを国税にいわず
に検査をうけて傷口を広げ、金の辻褄があわずに脱税認定
されそうに。。金を借りて現金の辻褄あわせようとするが、
明日までには到底駄目。そこでもう自殺して保険金で間に
合わせようとする。幸せなことは何もなかった、誰も幸せ
にしなかったといって自暴自棄に。
いやいや結婚して子供作ってすくすく育っていてどこに不
満が。天使は主人公が存在しなかった世界(パラレルワー
ルド?)を主人公に垣間見せて関係者皆が不幸になってい
るどころか弟が早世してしまっていることを示します。こ
こは場内すすり泣きの図。私も弟君がいなかったところで
ほろり。やっぱり蘇るということで蘇ったところ、妻が
市民の皆さんから寄付金を募ることで金の辻褄を合せた!
泥棒した不動産会社社長も金を寄付?えーっと窃盗の罪は
どこに?それにそもそも寄付が公になっていれば、別途営
業外収入が発生したと認定されて全然帳尻合わすことがで
きないんですけど???
なんというかうまく下げがつかなかった落語を見た気分。
原案となった映画「素晴らしき哉、人生!」を後で見てみ
ました。やはり翻案部分がいろいろなんですねえ。

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題名:マクベス Macbeth
劇場:シアターコクーン
日時:2013年12月8日18:00-20:45(途中休憩あり)
料金:9500円
座席:XC19番(通常は舞台側の客席4列目右端)
作:W・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:長塚圭史
出演:
  マクベス:堤真一
  マクベス夫人:常盤貴子
  マクダフ:白井晃
  マクダフ夫人:池谷のぶえ
  マルカム:小松和重
  バンクォー:風間杜夫
  ダンカン:中嶋しゅう
  魔女たち:江口のりこ 平田敦子 三田和代
  ロス:横田栄司
  貴族・シートン:市川しんぺー
  将校・門番・マクダフの息子:福田転球
  レノックス:玉置孝匡
  ダンカン王:中嶋しゅう
  小シーワード:斉藤直樹
  六本木康弘、縄田雄哉、松浦俊秀、井上象策、
  伊藤総、菊地雄人、山下禎啓

舞台を囲んで四方に座席、舞台は石板六角形、地下もあるらしい。
キャストがお客様係の演技をしてドタバタ。
客席右端なのですが、客席通路側に青いビニール傘あり
どうやら二人に1本ずつ配置されている模様。
座席にあるなんだろうこれは?は後程説明するという説明あり。

開演時の前説、、
役者たちはあちらこちらからでます。
興がのると役者が話しかけることがあります
万が一の時も暖かく接してください。
こういったものがございますでしょうか。
自分の右手に据え付けられているお客様、
左側にしかないお客様はさわることができません。
とある場面で何者かが「礼の物を準備しろ!」
これをすっとぬいて手元におく、
お芝居をみていると「開け!」というと開いてください
くれぐれも回りのかたにぶつからないようにご注意ください

例の物がビニール傘だったのですね。私の右側に据え付けられて
いるので例の物を使うことができるわけです。

客席に魔女が、、そしてマクベス以外は現代のコスチューム。
魔女はよくわからない扮装w
シェイクスピア翻訳特有の美文調の長台詞回し。
舞台の下も外から見える回廊になっており、
舞台の上下に出入りできる感じ。
キャストはしばしば客席に座ってそこから登場。
舞台装置はほとんどなく、折り畳み椅子が出てきたくらい
キャストのアンサンブルは客席掛かりと同じかっこう。
みんな堂々と渡り合う中、ひとりマクベスが小心者で情けない。
ちょっと風変わりだけれどわかりやすい演出。奥方はあっさり
狂気になられるのね。マクベスはとにかく情けなくかっこいい。
母性本能くすぐる?情けなさを兼ね揃えて持ってます。
でも王さまになったあとは失敗したばっかりだからねえ
そして例の物はバーナムの森が動く時につかうのでした。
客席もろともバーナムの傘の森!でも動きませんw
向こう側の客席で開く傘の森はいいかも。
女から生まれたと予言で言ってましたが、帝王切開でも女から
生まれただとおもうんだけど、、女の股から生まれたとかじゃ
なくて?首級をあげたあとはマクベスの巨大首が観客席をごろ
ごろとひとまわり。頭の大きさ2m?
インパクトのあるクライマックスでしたよ。
それにしてもこういう形の客が参加する演出って好きです。
傘開くだけなんですけどね。

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