今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:Lucky Guy 劇場:Broadhurst Theatre(NYC) 日時:2013年6月2日15:00-17:10(途中休憩あり) 料金:手数料込152.75USD 座席:ORCH D-14 Production Credits: George C. Wolfe (Direction) David Rockwell (Scenic Design) Toni-Leslie James (Costume Design) Jules Fisher and Peggy Eisenhauer (Lighting Design) Scott Lehrer (Sound Design) batwin + robin productions (Projection Design) 出演: Tom Hanks (Mike McAlary) Maura Tierney (Alice McAlary) Christopher McDonald (Eddie Hayes) Peter Gerety (John Cotter) Courtney B. Vance (Hap Hairston) Peter Scolari (Michael Daly) Richard Masur (Jerry Nachman/Stanley Joyce) Brian Dykstra (Brian O’Regan) Michael Gaston (Jim Dwyer) Dustyn Gulledge (Dino Tortoricci) Andrew Hovelson (Reporter) Deirdre Lovejoy (Louise Imerman/Debby Krenek) Danny Mastrogiorgio (Bob Drury) Stephen Tyrone Williams (Abner Louima) 客席満員。 この座席では上手の後方はみきれていますが、まあぎりぎり問題ないような。 でも記事の見出しの後ろが切れちゃう。 トムハンクスがでると大きな拍手。トムハンクスを生で見るのははじめて。 いやー恰幅がよくなってますねえ。重鎮という姿が板についてます。 1幕は警察ものをかいた主役のとんとん拍子の出世物語。 回りのやっかみとか色々あってもガンガンやったものがちと言いますか。 物語は脇役が語ることで進みます。新聞記者しか出てこない記者ストーリー とでもいいますか、実際の取材行動などはほとんど描かれないのですね。 今日1本目と違って客の年齢が高い。40くらい?? 1幕まではなり上がる一方、そして事故で幕。。 2幕めは取材トラブル(といっていいものかどうか)で転落、しかし問題は クリアしてなんとか復活! 取材や記者会見がちょっと入る以外は新聞社のデスクが物語の場所 記者人生を講釈で描いた一代記という感じでしたね 全般的な筋書きはまあ聞いていてわかるのですが、ギャグにはついて いけません。英語力をもっとつけたいと思わせる作品でした。 PR 題名:Girl who Forgot to Sing Badly 劇場:The Duke on 42nd Street 日時:2013年6月2日12:00-13:00 料金:25USD+手数料5USD 座席:Orchestra K104 演出:Lynne Parker 脚本:Finegan Kruckemeyer 出演:Louis Lovett URL:https://www.youtube.com/watch?v=MOfnVHpi66Y 解説: Peggy and her parents are packers. They pack fruit into tins, foxes into boxes, even the longest word in the dictionary into a single breath. They pack a lot into every day. But, one day, when the phone stops ringing and the jobs stop coming, the real adventure begins. Storyteller extraordinaire Louis Lovett single-handedly guides us through every epic high and lowly low, switching seamlessly from hero to villain and man to mouse. Written by Finegan Kruckemeyer and directed by Lynne Parker, THE GIRL WHO FORGOT TO SING BADLY is a fantastical yarn about a young heroine with the voice of an angel (an angel who can't sing at all) who knows it's up to her to save the day and rescue her entire city. A “truly humorous, emotive and explosively creative piece of drama” (Herald Scotland), this winsome production hits one heck of a high note. 客席は子供の方が多かったかな。最後列しか残っていなかった のでそこを買ったら、なんと最後列だけ入り口が別!それより 前の席とは柵で切り離されていました。不思議な構造です。 アイルランドのダブリンからきた一人芝居。 大きな箱みたいなセットから人が登場して始まりました。 気が付くと外界に人が存在しなくなってしまったところ から始まります。無人の街を探索に出ていろんなものに出会い 最後は街を救う!迫力満点の独り語りに風変わりなセット、 不思議なファンタジーのストーリーに引き込まれました。 題名:アジア温泉 劇場:新国立劇場 中劇場 日時:2013年5月15日18:30-21:30(途中休憩あり) 料金:S席7350円 座席:2列目センターブロック 作:鄭 義信チョン・ウィシン/Chong, Wishing정의신 演出:ソン・ジンチェクSohn, Jin Chaek손진책 出演:勝村政信、成河、千葉哲也、梅沢昌代、 ストーリー アジアのどこかにある島は、古い因習としきたりが守られて きた牧歌的な島だった。ところが、島に温泉が湧くという噂 が出て、島民が俗化していくなか、大地は自分の土地を売ら ずにがんばっていた。そこに、リゾート観光業に乗り出そう と、カケルと、その弟アユムは島にやってくる。カケルは大 地の土地を買収しようと交渉するのだが……。 --- 舞台は客席をつぶして円形、キャストは舞台の端で待機して 着替えもそこらへんで。バンドもみえるところで演奏。 ある島で温泉がでるかもということで大騒ぎ、島を離れた女 が法的に土地の権利をもっていて、土着の家長が自分に権利 があると主張しあらそいに。 日本語と韓国語が両方使われてました。 強盗殺人死体遺棄の犯人を島民みんなで隠して逃げ切る物語。 しかも当人は自己憐憫に陥って、かわいそうなわたしと自分 で自分に酔うというどこを突っ込んでよいのか悩む。しかも 物語の辻褄があわないところだらけでどういう状況を描きた いのかわからない。。 題名:おのれナポレオン 劇場:東京芸術劇場プレイハウス 日時:2013年4月23日19:00-21:20 料金:ステージシート9000円 座席:ステージ右側 2列目まんなか 作・演出:三谷幸喜 出演: ナポレオン・ボナパルト:野田秀樹 アルヴィーヌ・モントロン:天海祐希 シャルル・モントロン(副官):山本耕史 マルシャン:浅利陽介 アントンマルキ:今井朋彦 ハドソン・ロウ:内野聖陽 演奏:高良久美子、芳垣安洋 舞台上にも左右に客席あり。三方から客が見る形です。 三谷+野田ということでどのような化学反応が起きるか 楽しみにしていました。 ストーリーはナポレオン毒殺説をめぐるミステリー。 舞台はセントヘレナ島から、この作品は登場人物各人の回想に よって描かれる物語であり、場所も時間も頻繁に行き来します。 セットも椅子・ベッド・ソファーのみのシンプルなものとなっています。 ナポレオン野田さんは何をやっても野田さんw でもいつもより派手になっている気が。。 ナポレオンは幼児みたいな男で監視役のハドソンロウを振り回しまくり! クライマックスになるとこの馬鹿ナポレオンが実は冷徹な意思の下で 周りのものを操っていたということが。。 チェスの対戦とワーテルローの敗戦とあわせた趣向などがうまく利いて います。馬鹿だったナポレオンの途中からの変身に唸らさられます。 野田っぽい三谷作品を見た感じ??あっというまに2時間20分が経ちました。 題名:今ひとたびの修羅 日時:2013年4月20日18:30-21:15(途中休憩あり) 劇場:新国立劇場中劇場(初台) 料金:10500円 原作:尾崎士郎 脚本:宮本研 演出:いのうえひでのり 劇団:シスカンパニー 出演: 飛車角:堤真一 おとよ:宮沢りえ 宮川:岡本健一 瓢吉:小出恵介 お袖:小池栄子 照代:村川絵梨 横井:鈴木浩介 黒馬先生:浅野和之 吉良常:風間杜夫 寺兼:逆木圭一郎 丈徳:村木仁 デカ虎:インディ高橋 熊:磯野慎吾 夏村:前堂友昭 熊木:山森大輔 美術:二村周作 照明:原田保 殺陣:川原正嗣 プロデューサ:北村明子 概要: 「劇団☆新感線」の人気演出家:いのうえひでのりが、久々にシス・ カンパニー公演に登場! 2009年に話題を呼んだ『怪談牡丹燈籠』に続き、再び日本人の心の琴線 を大きくゆさぶる舞台をお届けします! 堤 真一、宮沢りえ、岡本健一、小出恵介、小池栄子、村川絵梨、鈴木 浩介、浅野和之、そして、風間杜夫 らの強力キャストを得て、新国立 劇場中劇場の空間に解き放つ劇世界は、「侠客道」を貫く男たちと、至 極の愛に生きる女たちの物語……。独自の美学に裏打ちされた“いのう え流ダイナミズム”で観客を魅了し続けてきたいのうえひでのりが、新 たに挑む愛と情念の世界です。 本作『今ひとたびの修羅』は、昭和の国民的大河小説として親しまれ た『人生劇場』を原作に、劇作家:宮本研が戯曲化した作品です。原作 は、昭和8年(1933)から長きに渡り連載された尾﨑士郎による新聞小説 ですが、連載中から幾度となく映画化され、その時代を代表する銀幕ス ターたちが総出演。昭和13(1938)には古賀正男作曲の歌謡曲にも歌わ れ、現代にも歌い継がれている、“国民的”愛唱歌と言えるでしょう。 もしかしたら、この映像や歌詞の世界が伝えるイメージが、<人生劇場 =任侠大作>という構図をより一層強く印象づけたのかもしれませんが、 この物語は、単に“任侠モノ”では片づけられない、日本人の心情に訴 えかけるような大きな魅力にあふれています。 もちろん、“任侠モノ”の華である、血気盛んな男衆の出入り場面は 原作最大の醍醐味であり、戯曲にも重要な見せ場として描かれています が、この物語の中心にあるのは、彼ら任侠の徒の精神的根幹を貫く、日 本人の美徳としての“義理人情”や“ 男気 おとこぎ”です。そして、 その美徳を尊び、その精神に殉じようとする男たちに、命がけの愛をか たむける女たちの姿が描かれています。そんな原作の真髄を、よりドラ マチックに、より濃密に、かつ細やかな筆致で舞台上に昇華させたのが、 劇作家:宮本 研 でした。特に、宮本が戯曲で描いた女たちは、抗え ぬ運命に涙しつつも、己が人生の修羅に正面から向き合うことを恐れぬ 強靭さをもち、弱きを助け強きをくじく 侠気 おとこぎの男たちと共に、 この戯曲に「人間の魂の物語」としての輝きを与えています。 シス・カンパニーでは、これまで2作の宮本研作品を上演してきました が、多くの作品に見られるように、 宮本の視線は、志の高さゆえに世 間からはみだしたアウトローたちや、体制に抵抗することを恐れず大義 や理想を追い求める人々に等しく注がれています。そして、彼らが苦悩 し葛藤する姿を詩情あふれる文体で描いています。本作『今ひとたびの 修羅』は、まさに宮本戯曲の真骨頂を発揮した作品です。 物語: 昭和初頭の東京・深川。義理の上から加担した出入りで人を殺め、警官 に追われる中、 逃げ込んだ民家で飛車角(堤真一)は不思議な初老の渡 世人と出会う。彼こそ伝説の侠客の血を引き継ぐ男、吉良常(風間杜夫) だった。その民家には、三州吉良町(現愛知県吉良町)から上京し、早 稲田大学に学ぶ青成瓢吉(小出恵介)が恋人お袖(小池栄子)と暮らし ており、瓢吉の父に恩義を受けた吉良常が彼を気に懸け、たまたま訪ね てきたところだった。飛車角には、横浜のあいまい宿から足抜きし、共 に命からがら逃げきたおとよ(宮沢りえ)がいたのだが、己の不始末に けじめをつけるべく、泣きながら止める彼女を振り切り自首。前橋刑務 所に送られてしまう。 しばらくは足繁く面会に通っていたおとよだったが、ある時期からふっ つりと顔を見せなくなり、心の支えを失い苦悩する飛車角を、吉良常が 励まし支えていく。 それから数年の月日が流れ、飛車角の出所も近づいた頃、おとよの姿 は玉の井の娼窟にあった。 そして、その傍らには、飛車角を兄と慕っていたはずの弟分・宮川(岡 本健一)の姿が・・・。 男と女の運命の糸車が、転がり行きつく果てにあるものは・・・・? -------------- 客席が4列目まではずされて舞台が広がっています。 5列目はセンターブロックのみ。 扇形の舞台の奥に雑草が映えた石段が3つ、その上は笹? 10段弱の石段を上がった上がまた平らになっており その後ろには遠景で民家のあかりがいくつも見えます。 オープニングは土手の出入り。 渡世同士の出入り、そこに出てくる飛車角がやたらかっこいい。 隣に座ったおばさんが、このあたり全部知ってると呟く、、 このあたりもっとさびれていたとか、そういう町があったとか。。 回り舞台で土手、家屋、雑踏、刑務所とくるくる場面がかわる のです。塗れ場はどろどろ、飛車角の筋肉がすごい。殺人で 刑務所にはいっていて出所まであと少しというところで幕間。 豪華なキャスト、でもそれを淡々と使っている渋いシナリオ。 おとよは堪え忍ぶ役と毒婦の両方が絵になっている。芸者姿 はまりすぎ。黒馬先生は黒田節でマイム、これがまた見事。 全ての殺陣がめっちゃくちゃかっこいい。 クライマックスは大量の紙吹雪! 本当にビジュアルな舞台で画面の一つ一つが1枚の絵のよう でした。新感線!と言われても全然違和感ない演出ですね。 |
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