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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』 featuring SPAM®
劇場:東京建物ブリリアホール
日時:2021年2月11日17:00-20:00(途中休憩あり)
料金:S席14000円
座席:1階U列7番(一階席最後列左よりブロック)
演出:福田雄一
上演台本:福田雄一
脚本・詞:エリック・アイドル
音楽:ジョン・ドゥ・プレ&エリック・アイドル
原作:映画『Monty Python and the Holy Grail』より
出演: 山田孝之 / 賀来賢人 / 小関裕太 三浦宏規 /
矢本悠馬 / じろう(シソンヌ) 長谷川忍(シソンヌ)/ 新妻聖子

日本では初見。
この時期なのにほぼ満員、福田雄一さんの吸引力でしょうか。
冒頭の魚で殴る唄は何度見てもすごい、
そして、新妻聖子さんのパワー強し!女神(新妻聖子)が歌い
始めたとたんに、あたかも本格派ミュージカルに見えてしまいます。
そしてアーサー王(山田孝之)がとても真剣に真面目に王をやって
いるところが凄い。全く笑わない。全編コメディなのにストプレで
シェイクスピアを演じているみたい。
新妻山田コンビでがっつり場ができてました。それゆえ、女神
があまりでない2幕がちょっとつらい。ミュージカルではなく、
若手のお笑いを見ているかんじ。スパマロットをちょっとだけ
モチーフにつかったコントを延々見せられているというと近いで
しょうか。
前半ではデニスが騎士になるところは楽しい。オペラ座の怪人の
見事なパロディ。レミゼもあったけどちょっと不発。
ヨシヒコの怪人が出てきたのはいいですよね。もちょっと見て
いたかったかも。木の巨大ウサギだした段階で、フランス人
たちが出てきていろんなお笑いネタするのだけど、これは
ひょっとして日替わり?
そして意味もなく出てくる鬼滅のパロディ。筋書と絡んでこな
い延々と続くお笑い、物語を止めてお笑いネタをぶっこんで
きてました。私にはどこが面白いのか理解できませんでしたが、
客席は相当受けていたので、狙いは当たったということでしょう。
今回は、ミュージカルを見にきて、方向性の異なるお笑いを見せら
れた、というのが一番近いかな。

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題名:マリー・アンワネット
劇場:シアターオーブ
日時:2021年2月10日12:00-15:00(途中休憩あり)
料金:定価13000円
座席:1階22列35番
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ (遠藤周作原作「王妃マリー・アントワネット」より)
音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出:ロバート・ヨハンソン
翻訳・訳詞:竜 真知子
音楽監督:甲斐正人
振付:ジェイミー・マクダニエル
演出補:末永陽一
歌唱指導:林 アキラ、やまぐちあきこ
美術コンセプト:Robert Johanson、Michael Schweikardt
美術:松井るみ
照明:高見和義
音響:山本浩一
指揮:塩田明弘
出演:
マリー:笹本玲奈
マルグリット:ソニン
フェルセン:甲斐翔真
オルレアン:小野田龍之介
エベール:川口竜也
ストーリー:
18世紀、フランス。国王ルイ16世(原田優一)統治の下、飢えと貧困に苦しむ民衆を尻目に王妃のマリー・アントワネット(花總まり/笹本玲奈)を筆頭とする上流階級の貴族たちは豪奢な生活を満喫していた。
パレ・ロワイヤルで開催された豪華な舞踏会で、圧倒的な美しさを誇るマリーは愛人のスウェーデン貴族・フェルセン伯爵(田代万里生/甲斐翔真)とつかの間の逢瀬を楽しむ。夢のような舞踏会の途中、突然飛び出した貧しい娘・マルグリット・アルノー(ソニン/昆 夏美)は民衆の悲惨な暮らしについて訴え、救いの手を求めるが、返ってきたのは嘲笑だけだった。マルグリットは貧しい人々に目もむけず、自分たちのことしか考えない貴族たちに憤りを覚え、やがて貧困と恐怖のない自由な世界を求め、フランス革命への道を歩み始める。
マリーはヘアドレッサーのレオナール(駒田 一)、衣裳デザイナーのローズ・ベルタン(彩吹真央)を抱え込み、最先端のファッションの追及に余念がない。が、宝石商のべメールから無数のダイヤモンドが散りばめられた高価な首飾りを売り込まれるも、国家予算が逼迫する中、さすがにその申し出は断らざるを得なかった。
同じ頃、国王夫妻を失脚させようと企むオルレアン公(上原理生/小野田龍之介)は王妃に関する嘘のスキャンダルを流す。マリーがべメールの持っている首飾りを欲しがっていたことに目をつけたオルレアン公の権謀術数によって、かの有名な「首飾り事件」が起こり、その波紋は広がり続け王室に対する民衆の怒りと憎しみは頂点に達するが、国王夫妻には、革命への警告も耳に届かなかった。やがて革命の波はベルサイユにまで押し寄せ、国王一家は囚われの身となる。マルグリットは王妃を監視するため王妃の身の回りの世話をすることになる。敵対関係にあったマリーとマルグリットだったが、やがてお互いの真実の姿を見出してゆく。フェルセンは愛するマリーと国王一家を救うために脱出計画を立てるものの失敗し、一家はパリに幽閉されてしまう。
やがてルイ16世はギロチンで処刑され、最後まで王妃の傍にいた友人・ランバル公爵夫人(彩乃かなみ)も暴徒に襲われて命を落とす。マリーは公正さに欠ける公開裁判にかけられ、刑場の露と消える。今まで王妃に対する憎しみを原動力にしてきたマルグリットは、地位も、夫も、子供も、全てを奪われ、必要以上に痛めつけられている等身大の王妃を間近で見て、真の正義とは何か、この世界を変えるために必要なものは何か、自分に問いかけるのであった…。
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MA初見、、と思っていたら2006年に見ていました。全然記憶にない
のが残念、当時と今回は相当異なる演出のようですね。
たぶんフルでの座席販売。少し空席はありますが、最後列まで
埋まっていました。
ビジュアルが良い。衣装がメリハリついているうえに、セットも
かなりスタイリッシュで見ていて美しい。舞台が絵になっている。
マリーアントワネットは美しいが頭が多少残念な感じ。小狡い
オルレアン公にうまいぐあいに陥れられます。マリー・フェルゼンは
これまた絵になるカップル。場の支配力はオルレアン公がピカイチ、
こりゃ陰謀成功しますよね。この舞台のマルグリットはとても力強い
ので出てくるとそっちにどうしても目がいってしまう。マルグリット
が貧乏人衣装からドレスに着替えたときの落差も素晴らしい。
これから革命?レミゼ?かエリザベート?と思うシーンもあり
ますが、マルグリットは下っ端として操られているだけ。。
ルイ16世はとても良いひと、良い人すぎてまるで透明人間みたい。
しかしなんで逃走中にフェルゼンの先導を断ったの?王家みな
残念な人なので負けました、という雰囲気を感じましたね。
マルグリット&オルレアンが主役、オルレアンが全ての黒幕感あり。
貧乏人たちを権力闘争にうまく活用しているオルレアン公の一人勝ち
といったところか。最後にマルグリッドから反撃くらって死刑に
なりますが、なんかとってつけたような筋書。
前の演出ではアニエス・デュシャン(土居裕子)が物語に大きく
影響してたというかすかな記憶があるのですが、今回は彼女が
不在で物語の方向性が異なっていたようです。

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題名:イキウメの金輪町コレクション甲
劇場:東京芸術劇場シアターウエスト
日時:2021年2月7日18:00-20:00
料金:6000円
座席:G列16番
劇団:イキウメ
作・演出:前川知大
出演:浜田信也 安井順平 盛隆二 森下創 大窪人衛
   松岡依都美 瀧内公美
ドラマターグ・舞台監督:谷澤拓巳/美術:土岐研一/照明:佐藤 啓/
音楽:かみむら周平/音響:青木タクヘイ
衣裳:今村あずさ/ヘアメイク:西川直子/宣伝美術:鈴木成一デザイン室/
プロデューサー:中島隆裕
演出部:久保勲生、渡邉亜沙子/照明操作:溝口由利子/音響操作:鈴木三枝子/
舞台写真:田中亜紀
イラスト:ウラモトユウコ、吉實 恵、かざまりさ/票券:宍戸 円/制作部:坂田厚子、
谷澤 舞
解説:
イキウメ作品の舞台となる“金輪町(こんりんちょう)”。ゆかりのある短編・落語とプログラムを分けて上演!
奇妙な事件や都市伝説が多く、オカルト系の好事家の間では有名な町、金輪町。
作品の記憶をたどり、ゆかりの短編・落語・そのほかを、3つのプログラムで上演します。
甲=『箱詰め男』
『やさしい人の業火な「懐石」』
『いずれ誰もがコソ泥だ、後は野となれ山となれ』
・箱詰め男
死を目前にした脳科学者は、体を捨て、自分の脳をデータ化してコンピューターに移し替えた。記憶と意識だけの存在となり、箱に収まった男はどんな夢を見るのか。
「私は紛れもなく、私である」
・やさしい人の業火な「懐石」
刑期を終え、出所したばかりの青年は道すがら、見知らぬ男たちに暴行される。通りかかった夫婦は、傷付いた青年を連れ帰り手当てした。夫婦の善意に、青年は首をかしげる。
「僕、人殺しかもしれませんよ」
・いずれ誰もがコソ泥だ、後は野となれ山となれ
男は万引きのプロフェッショナル。必要なモノしか盗らず、換金目的の万引きは決してしない狩猟採集民だ。出会った女は懸賞のプロフェッショナル。
「お前に美学を感じる。俺と付き合え」
-------------------------

「金輪町」という架空の町をプラットホームにしたオムニバス。

『箱詰め男』
AIホラー、久々に帰国してみたら父がアレクサっぽい箱に変ってるという。
その箱に改造を加えて臭覚センサーを付けた段階で感情が蘇り、暴走していく。
結構怖い。

『懐石』
すごく怖い。仮出所の男と善人(偽善者?)の間で起きる話。
悪意と善意のチキンレースみたい。色々深そうなので再見希望。


『いずれ誰もがコソ泥だ、後は野となれ山となれ』
コソ泥の集団にも美学とマイルールがあるというコメディ。
前の二つが重かった(ホラー?)だったので、すかっと笑って帰れたのが嬉しい。

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題名:スーパーミラクルイリュージョン木下サーカス
劇場:みなとみらい特設会場
日時:2021年2月6日14:00-16:15(途中休憩あり)
料金:招待(当日入場料3300円)
座席:ロイヤルブルー(舞台正面後方)後方右端
劇団:木下サーカス
URL:https://vimeo.com/490577297
番組:(順不同)
 つりロープショー
 アメイジングサファリスペクタクル
 奇跡のホワイトライオン世界猛獣ショー
 世紀のオートバイショー
 かわいい象さんのショー
 夢のダブル空中ブランコショー
 決死の空中大車輪スーパーイリュージョン
 空中アクロバットショー 
 古典芸 坂綱
 七丁椅子の妙技

新高島におりたってサーカステントが目にはいった段階で泣けました。
よくぞこの中で公演を継続してくれたと感無量。到着したのはちょうど
開場時で、行列の親子連れからはこれからワクワクしにいくんだという
気持ちがわきあがっていましたね。まず物販に行ってひとしきり購入。
土曜の昼間ですが、好天候で良い時間帯なのに満員とは言えない客の
入りがさびしい。
まずオープニングが上下の物量作戦で別世界へ飛ばしてくれました。
ティッシュ―、首でぐるぐる回るのがインパクトあり。
7丁椅子も高さを増して迫力と見やすさを増してくれていました。
1幕目は次から次へと畳みかけてくる構成で飽きる暇がありません。
その中で目をひいたのは坂綱と足芸、日頃出会わない芸なのですごく
新鮮。足芸では襖のようなものを足で自由自在に操ります。桶を挟んで
のバランスもすごかった。坂綱を見るのはじめて、綱を上がってその
まま滑り降りる、最後はてっぺんちかくまであがって、背中で滑り降り!
和芸は日替わりということですが、他の芸も見たくなりました。翌日
だけでもいいので予定の番組をWebサイトにでも掲示してくれたら
リピーター増えるかもと思いましたね。少なくとも私は見にいきます。
人体消失出現マジックにもびっくり。全然何がおきてるかわかりません。
一番スリリングだったのはWheel of Death 。機材の準備設置がとても
素早くて感心しました。かなりしっかり固定していると思うのですが、
ほんとにあっというまに準備が終わってこれまたびっくり。
逆立ちして移動がすごかった。最後は外側縄跳びで締め。
2幕はちょっと長めに個々の演目をどっしりとみせるかんじ。
お待ちかねのホワイトライオンは多数で美しく良く動きました。
皆がたつと壮観、輪くぐりや樽乗りなど。バイクは小ぶりな球体内を
ぐるぐる、3台。
象は出現しただけで感動、鼻で帽子、椅子に座る、もうちょっと色々
見たかったのですが、見世物といった感じでおわっちゃいました。
ジャグリングは高速のナンバーズ系、7クラブ、10リング、5フライング
ハット。リングが主な芸。とても正確に投げられるのが素晴らしい。
ダブル空中ブランコショーも2倍素晴らしい。個別に飛んでいるグループ
間のやりとりももっと見たかった。
全体的な印象としては、1幕は次から次と盛り沢山、2幕はゆったりと
一つ一つをじっくり魅せてくれましたね。。
高さを使ってメリハリをつけてるのも良かった。

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題名:横浜ダンスコレクション2021コンペティションⅡ
劇場:横浜にぎわい座 のげシャーレ
日時:2021年2月5日18:00-19:15(途中休憩あり)
料金:2500円
座席:最前列中央付近
番組:
  村上生馬 『胎内回帰』(ベストダンサー賞)
  中村たから 『セルフサービス』
  竹内春香 『AM0:01』 (奨励賞)
  島田幹大 『tangle』【映像】(奨励賞)
  杉本真耶 『皮膚の記憶』
  木村素子 『super dry』

コンペティションIIは25歳以下の新人アーティスト向けなのです。
新人賞といったところでしょうか。
各10分程度でいろんな種類のダンスが見られて興味深かった。

村上
最初の登場のインパクト大、出オチというか、立ってるだけで
不思議。照明が暗く、ほんとに胎内にいるよう、羊水の中で
泳いでいる?すごく細かい動きが多い。

中村
明るいストリップ?椅子が小道具だけど絡み少な目。
靴下上下脱いで下着すがた?顔からマスクはずすと雰囲気かわった。
顔が見える見えないで全体がかわって見えるものだと思った。
同じ動きだとおもうが

竹内堂
ノスタルジー?よくわからない。茶色のコスが原始人かと、
二人が組み合わさった動きは面白い。

島田
ここだけ映像による出場。地域センター練習場のような場所、
黒い幕が後ろに、なんだか某チャンピオンシップの予選映像
を見ているような気分。叩く、倒すといった暴力的な動きの
繰り返し、かなり単調に思えたのですがこれが良い?

杉本
舞台を一番端まで使ってダイナミックなダンス、バレエ出身
なのですね。いちばん普通なかんじ。

木村
扇風機とのからみ、これが渇いてしまうのね。

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