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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:TPAM(東京芸術見本市)2010/インターナショナル・ショーケース
日時:2010年3月3日19:00-21:30(途中休憩あり)
劇場:東京芸術劇場・中ホール
料金:無料(事前予約)
座席:最前列センター
主催:文化庁
共催:東京芸術劇場(財団法人東京都歴史文化財団)
企画・制作:国際舞台芸術交流センター

番組は次の3つ

 題名:フィンランド・ダンス情報センター・ショーケース(フィンランド)カルットゥネン・コレクティブ  (Karttunen Kollektiv)『デジタル・デュエンデ』
 振付:Jyrki Karttunen
 出演:Jyrki Karttunen/Eero Vesterrinen・Teemu Kyytinen
 テクニカル・ディレクター:William Iles
 照明・セット・音響デザイナー:Kimmo Karjinen
 カメラマン・グラフィックデザイナー:Ninna Lindstrom
 マネージングディレクター:Satu Immonen
 共催:フィンランド・ダンス情報センター
 カルットゥネン・コレクティブ オフィシャルHP http://www.karttunenkollektiv.fi/

 振付家・ダンサーのJyrki Karttunen率いるコンテンポラリー・ダンスのカンパニー。ダンスを
 最も重層的な哲学的表現であると同時に重要な社会貢献とみなし、常軌を逸した人間の動
 きの表現と伝統的なダンスの手法と融合させた作品を制作。ほぼ一年に一本のペースで
 作を発表、国内外でツアーも行なっている。

 題名:インドネシア舞台芸術見本市ショーケース(インドネシア)ナン・ジョンバン・ダンス・カンパニー (Nan Jombang Dance Company)『Rantau Berbisik』
 振付・作曲:エリ・メフリ(Ery Mefri)
 出演:Angga Mefri/Rio Mefri/Geby Mefri/Intan Mefri/Ririn Mefri
 照明デザイン:Tria Vita Hendra Djaja
 制作:Nan Jombang Dance Company-Padang
 協力:IPAM(インドネシア舞台芸術見本市:Indonesia Performing Arts Mart)

 983 年に振付家エリ・メフリによって設立され、スマトラを拠点に活動。ミナンカバウ文化の
 豊かさを広める事を目的として、国内外で公演を行なっている。伝統舞踊の起源にさかのぼ
 りつつ現代的な様式を構築しているダンスは、子供と大人がともに楽しめる優れた作品を作
 り出し、米国のアメリカン・ダンス・フェスティバルやオーストラリアのクイーンズランド音楽フェ
 スティバルなど国内外で活躍している。

 題名:CINARSショーケース(カナダ)カ・ピュブリック(Cas Public)『スイート・クルエル[残酷組曲]、あるいは悪魔は細部に宿る』
 振付:Helene Blackburn
 リハーサル・ディレクター:Nathalie Blanchet
 出演:Roxane Duchesne-Roy/Kyra Jean Green/Merryn Kritzinger/Rocky Leduc Gagne/ Pierre Lecours/Susan Paulson/Michel Spinnhirny/Georges-Nicolas Tremblay
 ピアノ演奏:Laurier Rajotte/Adam Johnson
 ドラムス演奏:Roxane Duchesne-Roy
 照明:Andreanne Deschenes
 音響:Samuel Theriault
 衣装:Annie Gelinas
 衣装仕立て:Annie Gelinas and Marie-Andree de Courval
 映像:LEMM(Martin Lemieux)
 調髪:Martin Morissette(Salon Lutece)
 シューズ:Luigi Luzio(Angelo Luzio)
 共催:CINARS
 カ・ピュブリック オフィシャルHP: http://www.caspublic.com/

 1989年に、すでに振付家・ダンサーとして地位を確立していたHelene Blackburnが、集団的
 創作の可能性を追求するため設立。コンテンポラリー・ダンスを刷新するため振付のリサーチ
 を行ない、ケベックを拠点としながらも、『Bluebeard』のパリ・オペラ座での公演が成功をおさめ
 るなど国際的に評価されている。近年では、コンテンポラリー・ダンスの普及のため、子供を対
 象にした作品も多数制作している。


無料の公演です。オープニングは客席は2割程度、最後でも半分程度?けっこうおもしろいのに
かなりもったいない。

・フィンランド
舞台の真ん中に赤いカーペット、周りに細い枝のみの鉢植え、それにライトが横についてい
ます。カーペットの真ん中に懐中電灯がひとつ。ワンベルの時に姿格好が同じようなお兄さん
が舞台に上がってストレッチをはじめました。
はじめはご挨拶、髭がないお兄さんが振り付け師。最初はライトが完全に消されました。そし
て懐中電灯で木々を照らしていって、木についたライトをオン!それからなんとなく動き始め、
肘から先の手踊り、歩くとぶつかって転げる、くなくなと倒れる。でんぐり返る。後で気がついた
のですが糸の切れたマリオネットのようだったのですね。曲がかわるとくねくねとたこ踊り?
曲がフラメンコにかわると力強くそれでいてどちらかというと過剰。2人がシンクロしている部分
は力強い。
全体としてはなま暖かいコンテンポラリー、でもほとばしる汗。最後は元に戻って懐中電灯のみ
で手踊り。元のマリオネットに戻ったようです。私はけっこうすきです

・インドネシア
木のテーブル、倒れた椅子、食器だなと食器、民家の中という雰囲気です。
テーブルの上で軟体もどきのダンスから始まりました。後ろでは食器棚の皿を
叩いてリズム、机も叩く、その音で机の上のダンサーが踊っていたかと思うと、後ろで皿を叩いて
いたキャストも踊り始めました。しかも皿とスプーンを重ねて持って。皿とスプーンをうちあわせ
て音を出しながらのダンスはすごい。皿を持った手がが自在に動いてそれでいてリズムも刻まれて
います。スプーンなしで皿だけ持ったキャストはもっと大胆なダンス、大神楽の皿の芸よりずっと
激しい動きです。後半になって歌手も登場。かなり良い声で、なんとなく不思議な空間を醸し出し
ています。歌とダンスと曲芸がまざったようなステージでした。
もしロングバージョンがあるのだったらもう一回見てみたい。

・カナダ
セックスとバイオレンスな言葉をつぶやきながらはじまりました。
大人数でいかにもこんてんぽらりーな感じ。はげしい一見不規則な動き。
タイトル通りのあくが強いステージでした。

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