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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:パルレ(洗濯)
劇場:三越劇場
日時:2012年2月8日18:30-21:05(途中休憩あり)
料金:おけぴ割引3000円
座席:15列6番(後方から3列目左ブロック通路側)
出演:
  ナヨン:木村花代
  ソロンゴ:LEN
ヒジョンママ、フィリピン人ダンサー、運転手、妊婦等:川島なお美
  大家さん等:大鳥れい
  社長、バン等:三波豊和
  その他:安福毅、上田亜希子、奈良坂潤紀、

韓国でロングラン公演している作品の日本語翻訳バージョン
です。ソウルで見てとても面白かったので見にきてみました。                     
ほぼ満員。意外?とチケットが売れていてびっくり。
三越劇場にはいったのは10年ぶりくらい?三越本店の6階に
ありますが、全体がなにやらレトロな感じ。こぎれいだし大
理石の壁もぴかぴかなのになぜ古色蒼然たる感があるの?
主役はふたりとも日替わりです。今回はLENさんの最初の公演、
ファンが客席に多数いそう。LENさんはイケメンでかっこいい
のですが、上品すぎてどこかの御曹司に見えてしまいます。
オーバーステイ労働者の役はちょっときびしかったかも。
最初のハングルを教えるシーン(日本語翻訳)はやっぱり
微妙になっちゃいます。
ヒロインは貫禄の迫力、でももうちょい神経衰弱ぎりぎりの
感があってもよかったかも。
日本語で聞くと噺のディテールがわかってよいですね。
不当解雇されたと思っていたのが、実は恣意的な配転による
倉庫での労働だったり、最後に家を追い出される理由が息子
夫婦が転がり込んできたからだったりは今回聞いて初めて
かりました。言葉がわかるとぐさぐさつきささる歌詞もあり、
1幕最後の雨降りの歌とか痛いことだらけ、言葉に棘があり
まくり、理解できる言語での上演ならではのありがたさを
しみじみ感じましたよ。でも粗筋追うだけなら言葉がなく
ても大丈夫ですね。
今回の上演は韓国公演を見るための予行演習としてなかなか
良い感じだったのですが、ちょっと残念だったのは劇場が
広かったこと。韓国では小劇場で上演されているものを、
それなりの広さの三越劇場で演じているために、パワーがど
こかに抜けていく感じがしてしまいます。客席も広い分
なかなか熱くなってくれません。
下北沢の小さな劇場でやればもっとおもしろかったでしょう。
2幕最初にファンクラブ?による舞台上のサイン会、その間
歌がはいりました。これって私も並んで良かったの?
というか並んでみればよかった。
さてオーバーステイの彼と一緒になった彼女は今後どうなっ
て行くのでしょうか?一見ハッピーエンドでいて、その中に
も棘があるような。。。

皆さん、この舞台で予習して韓国版を見に行きましょう!



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