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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:フランケンシュタイン
劇場:日生劇場
日時:2020年1月29日13:00-16:00(途中休憩あり)
料金:S席13500円
座席:1階J列7番
URL:https://www.youtube.com/watch?v=2IA60ZVclDk
【ビクター・フランケンシュタイン/ジャック】(Wキャスト):柿澤勇人
【アンリ・デュプレ/怪物】(Wキャスト):小西遼生
【ジュリア/カトリーヌ】:音月 桂
【ルンゲ/イゴール】:鈴木壮麻
【ステファン/フェルナンド】相島一之
【エレン/エヴァ】露崎春女
朝隈濯朗,新井俊一,岩橋 大,宇部洋之,後藤晋彦,白石拓也,当銀大輔,丸山泰右,安福 毅
江見ひかる,門田奈菜,木村晶子,栗山絵美,水野貴以,宮田佳奈 ,望月ちほ,山田裕美子
吉井乃歌
【リトル・ビクター】(Wキャスト)大矢 臣
【リトル・ジュリア】(Wキャスト)山口 陽愛
音楽:イ・ソンジュン 脚本 / 歌詞:ワン・ヨンボム
潤色/演出:板垣恭一 訳詞:森雪之丞 音楽監督:島 健 振付:黒田育世
美術:乘峯雅寛 照明:高見和義 音響:佐藤日出夫 衣裳:十川ヒロコ ヘアメイク:宮内宏明 擬闘:渥美 博 ステージング:当銀大輔 歌唱指導:福井小百合 指揮:八木淳太 オーケストラ・コーディネイト:東宝ミュージック 舞台監督:廣田 進 / 松井啓悟 演出助手:長町多寿子 プロデューサー:篠﨑勇己(東宝)/ 住田絵里紗(ホリプロ)
Art Direction:小倉利光(YELLOWNOTES) Photographer:HIRO KIMURA (W)
ストーリー:
19世紀ヨーロッパ。科学者ビクター・フランケンシュタインが戦場でアンリ・デュプレの命を救ったことで、二人は固い友情で結ばれた。“生命創造”に挑むビクターに感銘を受けたアンリは研究を手伝うが、殺人事件に巻き込まれたビクターを救うため、無実の罪で命を落としてしまう。ビクターはアンリを生き返らせようと、アンリの亡き骸に自らの研究の成果を注ぎ込む。しかし誕生したのは、アンリの記憶を失った“怪物”だった。そして“怪物”は自らのおぞましい姿を恨み、ビクターに復讐を誓うのだった…。---------------

満員、明日が千秋楽。
どろどろ暗いオープニング、稲妻によってモンスターが命を吹き込まれる姿は真に迫る?印象的なシーン。戦争中の豊富なリソースを活用したマッドサイエンティスト研究所のダンスシーンも
とても人間とは思えない異様な雰囲気を醸し出していました。
フランケンシュタインはあくまでマッド、でも友は大切。アンリはどこまでもフを慕うビクターけなげな姿(生前)が印象的。過去に戻ったリトルビクターも良かった。かわいくて伸びやかな声、そして小さなころからマッドサイエンティストの萌芽を持ってます。
アンリは、ビクターがかっとなって行った殺人の身代わりとなってギロチン刑に。
ビクターが裁判でほんとのことを証言しますが、叔父さんの力で心神耗弱ということでなかったことに。。そして1幕最後にオープニングのシーンに戻ってきて、モンスターの賦活。もーずっと暗い、暗い物語。
2幕はモンスターが逃げて捕まった先の物語。人間じゃないことがわかって、金になる!と思われました。これから見世物興行!?と思いきや、格闘戦の興行に出ることに。興行主はモンスターという大切な商品を殴る蹴るするという、商売人の風上にも置けない行い(怒)、儲けたいという心はあるが実行が伴わない興行主に捕まったモンスターの不幸に
泣けました。勝てなくなったら返品するとか言ってて商品価値の見る目がなさすぎ。
人間より良心があるが、やっぱりあらあらしいモンスターを好演。言葉が出はじめるところではWATER を思い出しましたよ。このあたりは劇中劇といった風情で、モンスター以外のキャストが別の役を演じています。キャストに過酷な演出ですよね。
これで人間嫌いになったモンスターは闘技場に火をつけて逃走。そして造物主であるビクターの周辺を襲います。が、まーこれって逆恨みですよねえ。襲うなら興行主とか毒を飲ませた金貸しとか。。
ビクターの周りの人たちから順繰りに殺していく様は、めっちゃ知能犯の様相。ビクターの怪物
創造は見事な成功と言えるでしょう。そしてビクターだけをいかして、北極へ行くといい捨てて去るモンスター。最後は北極で出会ってけりがつきました。
原作のすごい換骨奪胎なわけですが、突っ込みどころが多いわりにそれに目をつぶらせるだけのパワーがちょっと?アンリもビクターもジュリアもステファンも皆よかったのに少し残念。
人間以上のパワーと凶悪な犯罪を成し遂げる頭脳を持った怪物が、変にこじらせた物語という
ところでしょうか。ビクターが実はミッション成功してたということはわかりましたね。

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題名:シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ
劇場:シアタークリエ
日時:2020年1月15日13:00-15:55(途中休憩あり)
料金:11500円
座席:8列4番
演出:小林 香
原作:筒井広志「アルファ・ケンタウリからの客」
振付:原田 薫、麻咲梨乃
音楽監督:鎮守めぐみ
編曲:前嶋康明
美術:松井るみ
照明:高見和義
音響:山本浩一
衣裳:中村秋美
出演:
三浦悠介:井上芳雄
折口佳代:咲妃みゆ
テムキ:畠中 洋
春江:濱田めぐみ
早瀬:上原理生
里美:仙名彩世
ミラ:内藤大希
和子:北川理恵
寺尾:大月さゆ
田中:川口大地
中田:横田剛基
オリー:松田未莉亜
刑事:早川一矢
警官:松野乃知
お静:相川 忍
小野源兵衛:井上一馬
清水:藤咲みどり
久保:照井裕隆
マスター:福井晶一Wキャスト
ピア:土居裕子
あらすじ:
悠介はシャイで少し頼りない青年。周りの人々からいつも心配されながらも、作曲家として身を立てるという夢を志して懸命に努力していた。
ある日、悠介はスリを生業としている少女・佳代と遊園地の迷路で出会う。
身寄りが無くひねくれて生きてきた佳代だったが、「いつの日か夢は叶う」と告げる悠介の姿は、佳代に忘れていた素直な気持ちを思い出させてくれるのだった。
悠介は作曲家として認められ始め、佳代も小さな幸せを大切に過ごしていた。だが、佳代には本人も知らない秘密があった。それは悠介と佳代、そして周りの運命をも大きく動かしていき。。

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当日券は抽選、張り出されている当選番号を見ると倍率はかなり高そう。
シャボン玉が舞台にあがるのはきれい。物語の出だしはウルトラマンかと思いましたよ。
上からピンスポが当たってぐねぐねっと蘇生し、、、どこで変身するかとわくわく。
でも変身することがなければ怪獣も出てこないのでした。そしてタイムトンネルみたい
な大道具が登場。それからさきはボーイミーツガールに、ヤクザが乱入し、宇宙人が介入し、
いかにも昭和小劇場ミュージカルという雰囲気、いろいろ懐かしすぎます。
ヒロインがちゃきちゃきでなかなか良い。私も惚れそう。
宇宙人の地球人扮装が楽しい。「ブレンド」と見得を切る?たびに笑いが起きます。
宝塚の作曲をするレビューシーンは派手でいいですね。いかにもミュージカルという風情。
悠介は引っ込み思案なキャラ、、でも押出しいいですよねw
宇宙人が本気で歌うととても重厚。宇宙人もっと歌ってほしい。
いろいろあって、獄中結婚表明するところで泣けました。
しかしなぜ受賞辞退?そして最後はなぜヒロインを浦島効果しなきゃならないの?
相対的に若くなった亭主で何の問題が???男女逆にして考えればなおのこと、ラブラブの
10年無駄にして老いさせるのはあり得ないと思いますよ。
いろんな要素が盛り込まれて懐かしさもあふれる舞台でした。
これ初演で見たかったなー。

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題名:スクルージ
劇場:日生劇場
日時:2019年12月17日18:00-20:40(途中休憩あり)
料金:S席11500円
座席:XC列17番(最前列センターブロック)
出演:
エベネザー・スクルージ:市村正親
ボブ・クラチット:武田真治
ハリー/若き日のスクルージ:田代万里生
イザベル/ヘレン:実咲凜音
トム・ジェンキンス:畠中 洋
ジェイコブ・マーレイ:安崎 求
クラチット夫人/過去のクリスマスの精霊:愛原実花
フェジウィッグ夫人:今 陽子
現在のクリスマスの精霊:今井清隆


クリスマスの幸せ感がよく出ている舞台。年の瀬になるとみたくなりますよね。
スクルージ役の市村さん、とっても元気。すごく声が出る上に踊る、飛ぶ!!
子どもたちも元気、ダンスも楽しい、最前列だとみんなの表情がわかって良い。
そして過去の亡霊でもう泣けます。
スクルージってもともと良い人で、それがうまく人に伝わってないだけなのね。
なんといっても借金の期限を延ばしてやってる!質草をかっぱぐことなく。。
クリスマスの特別感がわからないとスクルージの強欲さが伝わってこないの
かもしれません。

終演後スペシャルカーテンコールあり。
ジングルベルにあわせての腕立て伏せを見ることができました。
ありがたいものをみました。

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題名:ELF - The Musical
劇場:品川プリンスホテル ステラボール
日時:2019年12月11日13:30-16:15(16:40 までアフターショー)
料金:9800円
座席:2階C列40番(2階最後列右寄り)
出演:浜中文一、松本幸大(宇宙Six / ジャニーズJr.)、一路真輝、ブラザートム
   鳳翔大、東山義久、沙央くらま、吉田メタル 他
ストーリー:
2003年ウィル・フェレル主演で全米大ヒットを記録したファンタジックコメディ映画「Elf」。このヒットを受け、NYのブロードウェイでミュージカル化。その後もアメリカ国内、ロンドン等で上演され、今や、アメリカではクリスマスを代表する人気作品となっている。
2019年冬、ファンタジッククリスマスミュージカル「ELF - The Musical」が、とうとう日本へと待望の初上陸!
あるクリスマスイブの晩。サンタクロース(ブラザートム)は、人間の男の子の赤ちゃんが袋に紛れ込んでいるのを知らず、クリスマスタウンに連れ帰ってきてしまう。迷ったサンタは、その子をサンタの助手・エルフに託すことに。その赤ちゃんは“バディ”と名付けられすくすくと成長していく。
ある日、バディ(浜中文一)は自分が人間であることを知る。サンタは彼が、ウォルター(吉田メタル)とスーザンという人間の間に生まれ、孤児院に預けられていた事実を伝えることに。母親は既に亡くなり、父親はニューヨークで絵本の出版会社に勤めていることも。
これを聞いたバディは、父親に会うためはるばるニューヨークへ。エンパイアステートビルで対面を果たす
その後、義理の母・エミリー(一路真輝)と腹違いの弟・マイケル(松本幸大)とも出会う。すぐにバディとマイケルは仲良しに。バディはデパートでマネージャー(東山義久)のもとで働く。いつしか、同僚のジョヴィ(沙央くらま)という女の子とデートにも行くように。
そんなある日、バディは雪を降らせたいために、秘書・デビー(鳳翔 大)の目を盗みウォルターの仕事上の大事な書類をシュレッダーにかけてしまう。ウォルターは激怒しバディを追い出すが、再びバディはウォルターの前にあらわれ…。

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客席はかなり埋まっていました。舞台後方に生オケ。
ステラボールもともと多目的ホールなのでフラットな客席、2階はそれなりに遠いのですが
遮るものがないので1階後方より見やすいかもしれません。舞台のサイズに比べて客席が
横長なので、両端のブロックはかなり見づらいのではないかと思います。
物語はサンタクロースが間違えてお持ち帰りしてしまった子供をエルフとして育て、
その子がクリスマスの人間社会にきて起こすドタバタ。冷静なお母さんはこっそりDNA検査を
して親子関係を確認してしまいます。
そして主人公はメーシーズのクリスマス飾りつけに紛れ込んでしまい、そこでまたひと騒動。
サンタをみて、「本物じゃない!」はたしかに営業妨害ですよねえ。
一幕はこんな感じで、残念な若者が醸し出す騒ぎ。2幕は本物のサンタ出現、主役バディの
人生の物語が絵本のストーリーとして父親を救うとか、クリスマス色が強まってきました。
ニューヨーカーでクリスチャンだったら大うけするような気がしましたね。セントラルパーク
に橇が不時着しちゃうし。吉田メタルさんが最初は仕事人間で嫌な感じのお父さん、後には家族愛
に目覚めるという役柄を好演していました。一路さんはほんとに普通のお母さんでびっくり。
浜中さんの声がかすれていてちょっと心配。最後は見事なハッピーエンド。メリークリスマス。
そしてこの公演には毎回アフターショーがついているそうです。毎回違うキャストでのショー、
今回は宝塚卒業3人組でのショー。実は帰りかけたのですが、出口近くで足を止めて本当に良かった。
一路トートと一路オスカルが聞けた!闇が広がる(一路トート・沙央ルドルフ)、愛あればこそ
(一路オスカル・鳳翔アンドレ)でした。背景のクリスマスツリーの前に闇が広がった!!
最後は楽しく3人で「クンバンチェロ」アフターショーだけでも来たかいがあるくらいに
ありがたいステージでした。

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題名:Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019+大人計画『キレイ―神様と待ち合わせした女―』
劇場:シアターコクーン
日時:2019年12月7日13:30-17:20(途中休憩あり)
料金:S席12000円
座席:1階E列7番
劇団:大人計画
作・演出:松尾スズキ
音楽:伊藤ヨタロウ
出演
生田絵梨花 / 神木隆之介 / 小池徹平 / 鈴木杏 / 皆川猿時 / 村杉蝉之介 / 荒川良々 / 伊勢志摩 / 猫背椿 / 宮崎吐夢 / 近藤公園 / 乾直樹 / 香月彩里 / 伊藤ヨタロウ / 片岡正二郎 / 家納ジュンコ / 岩井秀人 / 橋本じゅん / 阿部サダヲ / 麻生久美子 /
齋藤桐人、藍実成、佐山太一、高瀬育海、西田健二、畑中実、深堀景介、藤岡義樹、森山晶之、りんたろう
五島百花、エリザベス・マリー、中根百合香、飯嶋あやめ、植村理乃、古清水愛奈、原梓

≪あらすじ≫
三つの国に分かれ、100年もの間、民族紛争が続く“もう一つの日本”。その争いのさなか、民族解放軍を名乗るグループに誘拐され、監禁されていた少女が、10年ぶりにソトの世界に脱出する。すべての過去を忘れた少女は自ら“ケガレ”と名乗り、ダイズでできている兵士“ダイズ兵”の死体回収業で生計を立てているキネコたち“カネコ組”と出会い仲間に加わる。回収されたダイズ兵を食用として加工するダイダイ食品の社長令嬢・カスミと奇妙な友情で結ばれていくケガレ。戦場をうろつき、死体を拾って小銭を稼ぐ、そんな健気なケガレを見守るのは成人したケガレ=ミソギだった。死ぬことに憧れつつもなかなか死ねないダイズ兵のダイズ丸、頭は弱いが枯れ木に花を咲かせる能力を持つハリコナ、誘拐・監禁することでしか女性と一緒にいられないマジシャンらと出会い、過去、現在、未来が交錯する時間のなかで、ケガレは忘れたはずの忌まわしい過去と対決することになる。

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再演を繰り返していたのに、ずっとチケットから縁遠く、ようやく見ることができました。
大人計画の公演は長さがちょっと苦手なのだけど、4時間弱にもかかわらずあまり気にならなかった。そしてしっかりミュージカルになってる!ミュージカル本流からの反体制だと勝手に思っていたのですが全然そんなことはない。ダンサーいるし、小池徹平さんいるし、気分はデスノートか?
時間の経過や内面の矛盾を示すために主演を各二人で担っているのですが、それがすごく自然。大人計画には珍しく?一般受けする舞台になっていると思いましたね。
生田さんケガレかわいい、純真だけどなんでもやりそう。麻生さんミソギは美しい上に百戦錬磨な感じ。神木さんは初舞台?とは思えない、そして馬◎っぽい雰囲気がうまい。小池さんは歌がうまい上にばっちり嫌味。皆川さんは肝っ玉かあさん。そして何をやっても荒川さん!そしてテンションがずっと高い阿部さん、狂気みえますね。
これは初演見たかった。当時気になっていたのですが、大人計画がミュージカル???となってパスしてしまってました。オリジナルキャストで見てみたかった。

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