今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:笑いの大学 日時:2008年11月23日19:00-21:00 劇場:(大学路、SEL) 料金:S席35000ウォン 座席:3列目左端 満員。やばい気がして2日前に日本からJCBプラザに電話をかけて チケット確保。実際R席は売り切れでした。この席だとちょっ 見切れでしょうか?下手に階段、上手に扉がありました。 キャストは3人、作家と検閲官とその助手。 窓の外には紅葉、10月1日の日めくり、これが8日までキャストによって だったり、壁から手がでたりしてめくられていくのです。 お土産にはたこ焼きをもってきていました。劇中に出てくる 日本語は熱海より少ないのです。万歳と言っていました? 淡々と流れていた雰囲気が警官をいれるところで、ノリがあきらかに 変わりました。 ほとんど原作通り演じているということで韓国の人たちはどのように 感じているだろうかちょっと不安でしたが、そこいらじゅうでどっかん どっかんうけてました。 かなり興味深い舞台ではありましたが、会話劇は さすがに言葉がわからないとつらいものがありましたね。 PR 題名:아타미 살인사건 (熱海殺人事件) 日時:2008年11月23日16:00-17:30 劇場:상명아트홀 2관(サンミョンアートホール)(大学路、SEL) 料金:15000ウォン+予約2000ウォン 座席:最前列左より 出演: 木村:오의택, 刑事:김주후, 花子:박아인, 犯人:문원주 階段を下りると、すごく小さな劇場。客席は11人*5列という狭いものです。 自由席で適当に着席。最初はすいていましたが、最終的にはほぼ満席、 舞台の左右に赤い文字で熱海殺人事件というライトがついてました。 すごく薄暗い雰囲気、舞台の真ん中に幅が広い机といす。机上には 「刑事部長 木村綜志」という名札。でんべえじゃないのね。基本的には 全てダブルキャスト。タキシードにワイングラスを持って部長刑事登場。 BGMはもちろんチャイコフスキー。熊田はどうやら朝鮮人のキムになっているらしい。 花子は、大きなマスクに帽子コートで登場。後ほど脱ぎ捨てて、ミニスカート 網タイツに変身。そしてキューティハニーの曲で踊るのです。 部長刑事がかなり弱い雰囲気なんですが、がそういうキャラでしたっけ? ミニスカのおねえさんが、偉そうでいて実は助手の花子。犯人は、カツラ、 サングラス、皮ジャンパでふてぶてしい。犯人は手に持った花を客席の 私に渡し、、、一瞬花に触ったかと思うタイミングですっと手を引いちゃい ました。そしてほかの客のお姉さまに花を渡してます。刑事たちはキャバレーで 客に応対するかのように犯人に接し、メニューで有罪無罪選ばせたりします。熊田 と花子が恋仲?花子があいこになって、ふたりで現場再現したりします。 エンディングは有名な?花束で殴るシーン、私の座った最前列まで花のにおいがぷーん。 ハングルの台詞に混じって断片的に日本語の単語が混じっていました。台詞で受けを とっていましたから、ハングルがわかるとかなりおもしろいのかもしれません。 日本語の歌もいくつかはいりました。熱海のいろんなバージョンをいいとこどりしよ うとしてる演出に思えます。何となく統一感がない感じ、、とはいえ、私はひとつ しかみてないのです。 この舞台にでてきた、花子役の女優はけっこう私好みでした。スタイルいいし、 いかにもつか芝居にでてくるような味わいです。 なかなかよい感じの舞台でしたね。 題名:人形の家 日時:2008年9月28日13:35-16:25(途中休憩2回あり) 劇場:シアターコクーン 料金:S席9000円 座席:I列6番 演 出 デヴィッド・ルヴォー 出演: 宮沢 りえ ・・・・・・ ノラ・ヘルメル 堤 真一 ・・・・・・ トルヴァル・ヘルメル 山崎 一 ・・・・・・ ニルス・クロクスタ 千葉 哲也 ・・・・・・ ドクター・ランク 神野 三鈴 ・・・・・・ クリスティーネ・リンデ夫人 松浦 佐知子 ・・・・・・ アンネ・マリーエ(乳母) 明星 真由美 ・・・・・・ へレーネ(メイド) 子役:門脇大真・桐山和己・田村海都・土屋匠・会田未来・児玉萌々 客席改造して、劇場の真ん中に四角い舞台、私が座ったのは通常の客席方向、S席の最前列左 より、これより舞台に近いところがSS席でした。通常は舞台である位置にも客席がしつらえ てありました。 舞台のまわりに半透明の白い垂れ幕、その中で開演前から子供3人がボール遊びをしています。 舞台の上には、ソファ、イス、蓄音器、ヌイグルミ、いかにもちょっと甘い家庭といった雰囲 気。この舞台、実は全体が回り舞台で時々回って、客席からみる角度がかわっていました。そ して暗転したかと思うと舞台中央にノラが登場して物語が始まりました。 始まると息をする暇がないような濃密なサスペンスが繰り広げられたのです。全くダレ場があ りません。登場人物は全員がメリハリあるキャラのたちかたですばらしい。ノラは最初はすご く世間知らずでかわいい。内助の功を尽くすつもりで借金をしてしまい、借金取りに責め立て られます。旦那には自分のお小遣いということで無心をしたり、生活を切り詰めてお金を返し ているところがけなげでいじましい。ライティングもかなりよい。 旦那はうすっぺらな男、自己保身優先でわがままで、知り合いにいたらかなりめんどくさそう。 ノラは親と夫を助けたいのに、その行為に対して切れるな旦那。子育てにも疲れて行くノラ。 役者、照明、セット、すべてで盛り上げて極上のサスペンスにしたてていました。 問題はすべて解決されサスペンスとしては大団円に向かいます。 クライマックスになるのはその後、それを言っちゃあお終いだろうというセリフを旦那が喋っ て、、場の空気が一変しました。ノラが心変わりするのが見えるようです。実際見えていた のかも。そしてノラの長口上、自立する女の宣言、まさしく啖呵で遠山の金さんか水戸黄門並 のカタルシス。ノラがすごーーーーくかっこいい、惚れてしまいそう。 この戯曲が100年以上前に書かれたからびっくり、今でも十分に起こりえる話でしょう。、 演出家と役者それにスタッフが、がっぷりお四つに組んだ作品でした。 私がみた2008年ストレートプレイのベスト1です。 題名:青猫物語 劇場:シアタークリエ 日時:2008年9月15日13:00-15:30(途中休憩あり) 料金:S席8800円 座席:6列21番(6列目センターブロック右端) 作: マキノノゾミ 演出: 山田和也 音楽: 川崎晴美 美術: 中根聡子 照明: 宮野和夫 衣裳: 木村猛志 ヘアメイク: 宮内宏明 音響: 本間俊哉 演出助手: 福原麻衣 プロデューサー: 横田優希 製作: 東宝 出演:きたろう、北村有起哉、黒谷友香、 近江谷太朗、岸博之、小須田康人、橋本淳、北村岳子、富田麻帆、山下裕子、他 ストーリー:(公式Webより) 新劇の聖地・築地小劇場の裏手にひっそりとたたずむ カフェー「青猫」は盲目のマスターブルさん(きたろう) が飄々と切り盛りする風変りな店。 生真面目な新劇青年・八起静男(北村有起哉)は そこで働く天真爛漫な踊り子宮下そら嬢(黒谷友香)に 首ったけ。今日こそは勇気を振り絞ってプロポーズせん とやってくるのだが、そんな日に限ってトラブル続出。 すれ違いと誤解の果て、相思相愛だった二人に電撃的な 破局が訪れてしまう。それでもあきらめきれない静男は 一計を案じて再びそらの前に現れるが、そのせいで事態は さらにややこしい方向へ転がり始める・・・ 昭和初期のカフェーを舞台に繰り広げられる、レトロで ロマンチックな恋愛喜劇ーーラブの話。 約7割の入り。14年前の再演だそうです。 NHKちりとてちんの弟役だったXXさんの舞台デビューなのだとか。 若い詐欺師を熱演しています。富田はいもくてかわいい。 山田ウメ役の北村岳子さんはひとりですごくはじけてます。 この方が今回一番の当たり役かな。 うーむ、しかし宮下そら嬢の魅力がいまひとつなんですよねえ。 男ならば絶対惹かれるという雰囲気がないとつらいでしょう、。 小さな舞台上で演じるものをそのまま大きな舞台に移植して しまったのでしょうか?、なんだか舞台から空気が抜けていくように 感じます。初演見なかったのが悔やまれます。 題名:女教師(じょきょうし)は二度抱かれた 日時:2008年8月26日19:00-22:30(途中休憩あり) 劇場:シアターコクーン 料金:S席9500円 座席:H11列(通路前どセンター) 作・演出:松尾スズキ 出演: 市川染五郎、大竹しのぶ、阿部サダヲ、市川実和子、荒川良々、池津祥子 皆川猿時、村杉蝉之介、宍戸美和公、平岩 紙、星野 源、少路勇介、菅原永二 ノゾエ征爾、浅野和之、松尾スズキ ストーリー: 演劇界の風雲児と呼ばれる劇団の演出家は、歌舞伎界の異端児と注目されている女形と タッグを組み、新しい現代の歌舞伎を創造しようと、威勢よく狼煙を上げている。そんな 前途洋々の彼の前に、高校時代の演劇部の顧問である女教師が突然現われる・・・。 これは、壊そうと思っても壊れないものと、壊れてほしくないのに壊れていくものの物語である。 最初は巨大プロペラに工場の従業員といった風景。劇場を間違えたかと思いましたよ。 ちょっと長めの作品ですが、なんとなくぬるーく続いていく感じです。 へたくそな女優役を大竹しのぶが怪演。 ほんとに下手に見えてきます。染五郎は主役の若手イケメン演出家、悪くないのですが、染五 郎である必要性がない演出がちょっと残念。いけめん俳優なら誰でもいいでしょう。 高校生と懇ろになってしまった故に人生だめにした女教師が女優になり、その高校生が成長し た演出家の前に現れてくるというどよどよした話です。結末はふたりで練習場に閉じこめられ るのですが、なんとなくハッピーエンドにも感じれるのだから不思議。 歌が舞台にたくさんはいりこんでいます。場面にはいるのではなく、歌手が歌うという雰囲気、 キャバレーを意識してます? 大竹しのぶが予想以上に歌が上手でびっくり。スズキダンスも各所に登場でした。 |
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