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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:デフ・パペットシアター・ひとみ結成45周年記念作品「クラバート」
劇場:シアター・アルファ東京
日時:2026年3月28日16:00-17:20(アフタートーク20分程度あり)
料金:友の会3500円
分類:人形劇
座席:2列目センター右寄り
劇団:デフ・パペットシアター・ひとみ
原作:オトフリート・プロイスラー『クラバート』中村浩三訳(偕成社)
脚本・演出:扇田拓也(空 観)
人形美術:榎本トオル 本川東洋子
舞台美術:杉山至 
音楽:やなせけいこ 
照明:木藤歩
舞台監督:山本幸三
舞台監督助手:鈴木文
演出助手:岸野健太(てがみ座)
美術進行:小倉悦子
美術・人形製作:人形劇団ひとみ座アトリエ
ろう表現監修:那須映里 
宣伝イラスト:4co
宣伝美術:郡司龍彦
出演:榎本トオル 鈴木文 やなせけいこ(以上デフ・パペットシアター・ひとみ)
   鶴田理紗(白昼夢) 森岡見帆* *…Wキャスト
あらすじ:
孤児の少年クラバートは物乞いをしながら暮らしていました。
ある日、カラスにいざなわれたクラバートがたどり着いたのは、怪しげな水車小屋でした。魔法使いの親方に仕事を与えられ、職人仲間たちとの共同生活がはじまります。
毎日の仕事は大変だけれど、水車小屋には安定した暮らしがある。
そして何より、親方が教えてくれる魔法の数々は、クラバートの心を強く惹きつけるのでした。
しかし水車小屋には恐ろしい秘密がありました。
親方は職人の生死すら決めてしまう、恐ろしい支配者だったのです。
水車小屋の外に自由を求める職人は、親方と対決し、その魔力に打ち勝たなければなりませんー。

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シアターアルファは初めて、受付が2階にあり、劇場は地下1階にあります。地下には
受付を置くスペースがないようです。
舞台の上には教壇のような長細い直方体の台、これは後で回転して回り舞台となる
ことがわかりました。左右の袖には小道具?がたくさん、フライパン、銅鑼、パイプ、
etc. だいたいの物はパーカッションとして使っていたみたい。様々な音がでますが、
BGMはこれだけ。
公演ではまったく発話の台詞なし、親方が弟子たちに無理難題の指令を言う時だけ、
長細い紙に文章が書かれて出てきました。ちょっと手話もあったかもしれませんが、
私にはわかりません。
上演開始前にキャストが顔がないのっぺらぼうのお人形をもってでてきました。
そして顔の皮?(のっぺらぼうにかぶさると顔になる)を別途持って出てきて、
はめようとしたら、、はまらない。男女の顔の皮をいれかえてはめるとぴったり。
これから物語のはじまり。
人形の扱いは、基本的には左手で体幹を持ち、右手で右手を持つという形。通常は
一人遣いなのですが、必要に応じてヘルプ出現。小道具で面白かったのは黒い
ビニール傘、魔法使いを示す?黒帽子をかぶせてはたはたはためくと、カラス?に
変身して空を飛ぶのです。幽体離脱?のシーンでは、人形の周りにライトをつけた
フープを被せるようにおくと、半透明な人型(ビニール?)がふわふわと。。
ロープの蛇や布の道なども面白い。赤い覆面(マスク?)した大きな顔の人形が
出現した時は、覆面を人間も被るタイミングがあり、人と人形がまざって演技。
魔法を使うシーンでは、人力(マイム力)でリモートハンドやかめはめ波みたいな
やつをうまくみせてくれました。魔法使い親方同士?の戦いはかなり派手!
そしてエンディングではカラスに変身した主人公をヒロインが多くのカラスの
中から見分ける!「どうしてぼくのことわかったの?」「あなたの不安を
感じとったから」ドキドキしましたよ。
物語がちょっと追いきれないところがあったので、もう一回見てみたかった。
とりあえず原作読んでみます。


ーーーーーーアフタートーク

Q 森岡さんは人形劇はじめてですが、デフパペットシアターひとみに出演した理由は?

A:ダイアログインサイレンス、客と対話を体験する、ということをやっていた。
物を使って演技をすることもした。今回は物だけではなく人形をつかって公演をする。
私にとっても新しい挑戦をやってみたいという思いで応募した。

Q:実際に ユーロという難役をやってもらいましたが、やってもらったなかで大変だったことは?

A:まずたいへんだったことは、ユーロの人形が重い。
 片手だけでもたないといけないのでわらわらする。
 親方はもっと重いのだろうけど、弟子の中では一番重い。
 肩が痛くなったり、人形の肘がこわれるとか。
 そして自分自身のあっちが痛い、こっちが痛いということもあった

Q:ユーロの性格、戦略、親方に向き合って行くためにどんなことを考えていったのか

A:自分は間抜けなふりをしている。心の中ではいつか絶対親方を倒してやるのだ!
 そのためにはクラバートの切り札をつかってやっつけるんだぞと温めている
 それを演じるのがかなりむずかしかった

Q:榎本さんも森岡さんに出演してほしいという思いをおっしゃってましたね。

A:そうなんです、この劇には絶対聾者が必要!と思っていた。
 稽古始めた頃は無表情、稽古重ねたうちに表情豊かになってきて顔だけで演じられるようになった。
 聴者の人形劇は人が出ずに人形だけでやっている、聾者は人形に自分の表情を載せて、
 人と人形の2人で演じるのが違う。
 森岡さんは初めてとは思えぬ成長スピード、12月くらいから人形持って稽古はじめた
 が、森岡さんのほうからどんどん遊び心が増えてきた

Q:今後挑戦してみたいことは?

A:いつかは演出もできたらなあと視野にいれている

榎本さんコメント
 聾の文化も人形美術で表現したい。
 聾者の人形劇聴者の人形劇の違いは、まだはっきりわかっていないが、
 聾者は手話を使うが、人形に隠れると手話ができないし、表情も見せられない。
 聴人は音声だけで表せる。体を使った表現は聾者ならではのもの。
 聾者ならではの人形表現があると思う。



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