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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
題名:推し、燃ゆ 劇場:北沢タウンホール・2階ホール 日時:2026年4月17日14:00-15:15 料金:3000円 分類:人形劇 座席:ベンチシート最前列中央付近(この前には比較的広い桟敷席あり) 劇団:人形劇団クラルテ 原作:宇佐見りん(河出文庫) 脚色:宮本敦 演出:奥洞昇 人形・舞台美術:齋藤裕子 音楽:茨木新平 照明:永山康英(永山照明事務所) 効果:サカイヒロト オペレータ操作:片岡将(初演時) 制作: 隅田芳郎 出演:高平和子、鶴巻靖子、日高拍 あらすじ: あかりは家族ともうまくいっていない女子高校生。 唯一の生きがいは、8歳年上の男性アイドル真幸を“推す(応援する)”こと。事件が発生し、炎上したことから、あかりの「推し」のための日常に大きな変化がおとずれる・・・。 上演にあたって: 「推し」という現代性のある題材を入り口にして、若者の生きづらさ、思春期の心身の問題に向き合います。生きづらさは、色々な形があり、心身を自身でコントロールし続ける事は当たり前の事ではありません。そのことはコロナ禍を経て顕著になり、思春期の心身コントロールはますます大変な時代となりました。一見当たり前に見える社会生活を送る事の難しさや、自分自身との折り合い、それらを抱えながら、いかに喜び・希望を持って生きるか懸命にあがきながら何かを見出そうとする姿を、主人公の立場に寄り添いながら人形劇で描きます。 -------------------------------------------------------------------------------- 客席は8割程度はうまっていました。桟敷席にもそれなりに着席。開推演前には 舞台には机、椅子、箪笥。時々動かされ、そして箪笥や机の上で人形が動きました。 開演前には、推しの告白が流れていました。開演すると今度は制作、出演者が自らの推し に関して語り始めました。ゴールデンリトリバー、Bump of Chikenn、 高倉健 etc. 人形は70~100cm 程度の高さ。頭または、背骨を掴み、右手を操ります。 足はついていて、歩いたり走る必要がある場合には2人遣い。そして主人公と推しの俳優 だけしっかりした人形。家族は人形なのだけれど目がありません。クラスメートに至って は団扇に顔をかいたような頭。主人公が感情移入できない人たちが人間から遠くなってい るのでしょう。人形ゆえに人との関係を可視化できているように思えました。 操演者は総勢3人、彼らが次々と入れかわってヒロインを操演、そして語りました。ヒロ インを操っていない操演者は他の人形を操演。ヒロイン操演者の違いに意味があるかど うかは謎ですが、ヒロインの様々な側面が見えているような気も。。 推しの小さな頃のピーターパンがかわいい。ヒロインが幻想の世界に逃げたくなると出現? ときおり、ペンライトを使ったオタ芸もあり。人も人形も踊っていて盛り上がりました。 主人公はボロボロになって最後にほのかに立ち上がるという結末ですが、これ見ていてす ごく痛いひとたちがいそう。まあそれゆえに見たかったのかもしれません。 この作品は学校における上演が多かったので調べてみたら、高校生たちが何を見たいか 見せたいか考え、劇団とタイアップしてプロデュースした作品とのこと。生徒たち皆さん の感想を聞いてみたい。原作を読んでいたのだけれどもう一度読み返してみたい。 後日原作を読み直しました。舞台は原作の雰囲気をとてもよく表現しており、人形を使う ことによるシンボル化が原作をうまく表現しているように思えました。人間が演じるより 尖っていてそれでいてソフトに表してくれていたような気がします。 PR
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