忍者ブログ
今までに見た舞台の感想をつづってあります。
[1433] [1432] [1431] [1430] [1429] [1428] [1427] [1426] [1425] [1424] [1423]




題名:破果(パグァ)
劇場:新国立劇場中劇場
日時:2026年3月17日13:00-15:40(途中休憩あり)
料金:S席14800円
分類:ミュージカル
座席:1階17列38番(後方センターブロック)
翻訳・訳詞 : 高橋亜子
演出 : 一色隆司
音楽監督 : 甲斐正人
演出:一色隆司
美術 : 杉山 至
照明 : 倉本泰史
映像 : 松澤延拓 中澤裕季
音響 : 佐藤日出夫
衣裳 : 富永美夏
衣裳助手 : 川島加菜果
ヘアメイク : 中原雅子
アクション : 加藤 学
ステージング・振付 : 遠山晶司(梅棒) YOU
稽古ピアノ : 石川花蓮
歌唱指導 : 板垣辰治
演出助手 : 吉中詩織
音楽監督助手 : 竹内 聡
舞台監督 : 八木清市
音楽制作 : 新音楽協会
制作 : 小川知子 小田未希
出演:
爪角(チョガク):花總まり
トウ:浦井健治
ユン:中山優馬
若い爪角(チョガク):熊谷彩春
リュウ/ カン博士(二役):武田真治
秋野祐香 大泰司桃子 東 倫太朗
新井海人 今村心音 コイタ奈央美 下道純一 志村倫生
中西彩加 蛭薙ありさ* 矢澤梨央 若林佑太* 渡部又吁
(五十音順 *=スウィング)

STORY:
人生のほとんどをプロの暗殺者として生きてきた爪角(チョガク)。超一流の暗殺者であった彼女も年を重ね、身体の衰えから引退を決意する。今まで守るべきモノを作らず独りで生きてきたが、捨てられていた老犬や心を開いて接してくる近所の家族など気がつけば守りたいモノができていた。喜怒哀楽とは無縁の孤独な人生を送るつもりが、他人の痛みを感じるようになりいつしか心にぬくもりを求めるようになっていく…
そんな中、過去の記憶から突如現れた、爪角に復讐を誓った者が現れ、心を許した近所の子供を連れ去った…
人生で初めて誰かのために戦うことを決意した彼女に待ち受けるものとは?!
--------------------------------------------------------------------------------

舞台上に大きな横に長い階段。左右が分離して真ん中部分がぐるりと回るのです。
階段が回ると階段の裏側には各種のセット、回るたびにいろんな場面が出現。
オープニングは貿易業者(暗殺者)の群舞、全員黒服でコートの裾を翻してまるで
マトリックスみたい。物語が暗いせいか、舞台も物理的にずっと暗い。
最初は爪角がトウの父親の殺害シーン、その殺害が契機となりトウも防疫業者へと成長。
爪角はすでに初老、暗殺者としては少々ポンコツになっており、防疫は完遂したものの
対象に返り討ちにあって傷を負う。花總さんが年寄りを演じること自体が新鮮、もうそ
ういうお年なのですねえ。暗殺者の役柄のせいもあり?、とても地味で萎んだ雰囲気。
トウの願いは父親の仇討、しかしやりたいのはイキイキ?していたころの爪角への復讐。
道ですれ違っても気づかない爪角、年老いた姿を見て欲求不満を爆発させるトウ!とい
うところで一幕終了。爪角の脳内で説教するリュウ。
2幕に入ってポンコツ度がますます上昇する爪角、出会って治療を受けた医師に恋心を
いだいてしまうのです。それも初恋のような甘酸っぱい雰囲気。ストーカートウは爪角
を奮起させるために医師の娘を誘拐。
トウは雑魚暗殺者をたくさん雇い、爪角と対決させますがことごとく返り討ちに。そし
て最後は爪角vsトウ、ぎりぎりの戦いで爪角は勝利。トウは爪角への恨みと憧れ(恋?)
をこじらせていて、爪角に忘れ去られていたことが一番不満だったようで。でもトウの
死に際、爪角が「錠剤は飲めるようになった?」と語ったので実は覚えていた?(爪角
がトウ父を殺害した時にお手伝いとして入り込んでいて、当時は錠剤が飲めないトウに
錠剤を砕いて飲ませていたというエピソードあり。)
この間に、同居の犬は死ぬエピソード。犬に食べさせようと思って医者の母の果物屋か
ら買っておいた桃は腐ってしまっていた。その桃を歌い上げる曲の歌詞に「破果」とい
う言葉が出現。「傷んでしまった果実」、「若い女性」という意味があるということな
ので多義なのでしょうが、そこはうまく理解できていません。
とにかく主役ふたりの怪演が素晴しい。花總さんは昔は凄かったが今では初老ポンコツ
な姿が素晴しい。エリザベートとの落差が凄い。浦井さんは憧れと復讐心が入り混じっ
たストーカー&暗殺者、闇堕ち系をやらせたら天下一品のような気がします。そして
若い爪角、熊谷さんも良かった。高音がきれいに伸びて、ひび割れた年寄り爪角と好対
照。武田さんはなにやってもカッコいいですね。
ところで、アンサンブルを導入して舞台をそれなりに広く使っていますが、オリジナル
は少人数ミュージカルのような気がするのですが、どうなのでしょう?
ところで最後の難易度最高の防疫は達成したの?誘拐された子供はちゃんと戻ったの?
結局最後の戦いで爪角以外みんな死んだ?
オープンエンドな感じがあったので、原作に挑戦だ!

ーーーここまで舞台感想ーーー

というわけで原作の日本語役を読んでみました。ヒロインはもっとしょぼくれています。
トウはなんでそこまで爪角にこだわるのかわけがわかりません。最後の難易度最高の防
疫案件ありませんでした。誘拐された子供は無事もどりました。爪角以外皆死にました。
後日談はもうちょっと痛い雰囲気でした。原作よりミュージカルの方がほのかに明るく
く私は好きですね。

拍手[0回]

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード


忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2026/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
くろせ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析